あいだに相模原での授業をはさんで、高松、尾張一宮、枚方そして北九州と回った。まるで阪急交通社の旅である。旅はまだ続くが、ここで一度、報告しておこう。
自治体法務研究会は、とびとびの参加であるが、今回は自治基本条例がテーマということで、なんとか参加した。
発言する機会も何度かあり、その際にも話したが、この条例づくりでは、私は少数派である。多くの論者は、この条例を行政をコントロールする条例と位置づけているが、私は、行政のコントロールも重要であるが、それだけでは、今後、厳しさを増す自治は生き残れないという立場に立っている。自治基本条例は、もうひとつの公共の担い手である市民を元気にすることで、自治を元気にするものであるというのが私のスタンスである。地域で活動し、地域で議論した結果であるから、私はこの結論に自信を持っているが、政策現場を持っているはずの基礎自治体の職員が、この条例を「行政のコントロールするもの」とさらっと言う場面に、何度も出会ったのが印象的だった。私の感性のほうがズレているのか、基礎自治体職員のほうが現場をみていないのか、そのどちらかであろうが、また、地域の戻って議論する中で、その答えを出していこうと思う。
研究会では、大学時代にタイムスリップしたような思いに出会うことができた。
自治体法務研究会は、とびとびの参加であるが、今回は自治基本条例がテーマということで、なんとか参加した。
発言する機会も何度かあり、その際にも話したが、この条例づくりでは、私は少数派である。多くの論者は、この条例を行政をコントロールする条例と位置づけているが、私は、行政のコントロールも重要であるが、それだけでは、今後、厳しさを増す自治は生き残れないという立場に立っている。自治基本条例は、もうひとつの公共の担い手である市民を元気にすることで、自治を元気にするものであるというのが私のスタンスである。地域で活動し、地域で議論した結果であるから、私はこの結論に自信を持っているが、政策現場を持っているはずの基礎自治体の職員が、この条例を「行政のコントロールするもの」とさらっと言う場面に、何度も出会ったのが印象的だった。私の感性のほうがズレているのか、基礎自治体職員のほうが現場をみていないのか、そのどちらかであろうが、また、地域の戻って議論する中で、その答えを出していこうと思う。
研究会では、大学時代にタイムスリップしたような思いに出会うことができた。