松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆改めて自治基本条例の意義を論じる(戸田市)

2018-12-11 | 1.研究活動
 自治基本条例の推進委員会で、改めて自治基本条例の意義を論じた。
 
 こんな切り口から、話を始めた。

 戸田市が、自治基本条例の検討を始めたのが、平成24年からである。このときは、人口減少は、いまほどリアルな問題とは実感していなかった。しかし、すぐに大きな問題になる。今のうちから、それを見据えて、まちづくりを進めていこう。そんな問題意識から、自治基本条例の検討が始まった。

 地方自治法ができたのが1947年である。戦後まもなく、国民は、食べることに精一杯の時代であった。地方自治法は全部で473条の条文からできているが、このうち住民が主語の条文は6条である。その中身を見てみると・・・。

 あらためて、自治基本条例の意義が確認できたと思う。自分たちがやっている仕事の意味が実感でき、自信が持てたと思う。

 かつて理念条例といわれた自治基本条例も、これをまじめに作り、まじめに運用するかどうかで、そのあとの政策づくりに大きく違いが出てくることが明確になった。私は、自治体の生き残りの成否を分けると考えている。また、自治基本条例の新たな波がやってくるように思う。「幸せを実感できるまちをつくる条例」などといった名前で。、
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