松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆まちをつくる・サポーター(新城市)

2012-01-12 | 1.研究活動
 久しぶりに新城に寄ってみた。新城の人たちとは、昨年11月3日の文化祭で、穂積市長さんにシンポジュームに出てもらい、また物産展で職員の人たちと、新城の農産物を売って以来である。前にも書いたが、市長に出席いただいた大震災・つなぐをテーマとするシンポジュームは、とても充実したものだった。また物産展も、午前中でほぼ完売という好評で、新城を知ってもらう一助になったと思う。この物産展には、大学の近隣から、大勢の市民がくるので、「新城」ののぼりを見て、新城出身者が声をかけてくれるなどの、つながりの効果もあったようだ。うれしい限りである。そう、去年の合宿は新城の湯谷温泉だった。
 新城では、市長さんはじめ、みなさん、元気そうで何よりだった。一緒に自治基本条例を考えている市民の人たちも、元気そうで、夜遅くまで活発な議論をしていた。お役所任せでなく、自分たちの町のことは自分たちで考え、できるところからやっていこうという動きが、自治の輪となって、広がっていることを実感できた。時間はかかるかもしれないが、この基本のところを地道になっていかないと、地域や日本の再生はないであろう。
 集まりでは、まちは、だれが創るのかという議論になっていた。「市民」概念である。私は、よそ者であるが、いいものならよそ者の意見も採用するということである。サポーターである。排除ではなく、いいものならば、どんどん、取り入れていくことが、活力のもとになるだろう。
 この日は、久しぶりに新幹線に乗った。お正月休みがあったので、新幹線に乗るのも久びりで、1カ月ぶりになる。酷い時には、1日2往復したこともあるが、久しぶりに新幹線に乗ると、何か旅行気分でうきうきする。関西で用を済ませて、取って返して、豊橋から飯田線で新城に降りたのは、すでに6時半近くになっていた。駅の周りは暗くなっていたが、ホームの空気が澄んでいて、新城に来たなあという気持ちになった。
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3 コメント

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穂積市長さん (lonely)
2012-02-05 22:18:39
 2/4 15:00~、於:名古屋ルーセントタワー16F
愛知県医師会 地域医療再生研修事業講演会~地域医療における自治体病院の在り方について~
 穂積市長さんは、熱い方でした。率先垂範、行動力、本当にありがとうございました。
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本当に (マロン教授)
2012-02-13 07:09:12
 穂積市長さんは、たしかに熱いですね。静かに湧き上がってくるような熱さです。自然に応援したくなる熱さですね。大阪の橋下さんの危うい熱さと好対照ですね。
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マロン教授様 (lonely)
2012-02-21 21:50:46
ありがとうございます。
新城市自体に温かさを感じます。過疎、高齢化、医療・・・、色んな意味で課題を抱えてみえると思いますが、身の丈に合ったまちづくりを感じます。議会、行政、住民、それぞれが無い物ねだりの背伸びではなく、現実を穂積市長さんが先頭に立って見据えて、できることから着々と進めてみえるからだと思います。
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