松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働研修(浜松市)

2020-11-19 | 2.講演会・研修会
 浜松市における協働研修である。

 もともとの縁は,NOMAの研修である。それに参加した職員が、松下を呼ぼうということになったようだ。ときどき、そんなことがあり、さまざまな縁で、つながることがある。

 浜松市は、大合併でできた自治体で、それゆえ、行政区の数も多く、同時に、旧町村に由来する行政センター的な機能も、残っている。そこには、地域連携職員がいて、地域の協働を担っている。これら職員を対象に、約2時間の研修会であった。

 改めて考えてみると、私と協働との付き合いは、1992年からであるので、もう30年近くになる。協働が起きてきた時から、その後の変遷を見てきたので、最近は、協働のそもそも論を話すことが多くなった。年寄りの昔話と思われるからかもしれないが、協働の意味が見失われがちである今日、むしろ重要だと思って話をしている。

 私の話は、具体的で、体験に基づくものなので、分かりやすいと思う。協働論については、いくつも本を書いたので、改めて書く気にならないが、きちんとして自治体協働論を体系的に整理する必要があるのだろう。

 最近は、政策法務よりも協働論の研修・講演が増えてきたが、協働論が隘路にはまっているなかで、ようやく、そもそもに目が行くようになってきたからかもしれない。

 2時間のうち、受講者に考えてもらうワークを取り入れるので、2時間では、やはり窮屈であるが、協働のそもそもを1時間くらいでぎゅっと話した。

 私は、質問時間が好きで、いつでも「なんでもよい」といって質問を受ける。質問が出にくい時は、「目が合った」といって因縁をつけて質問をしてもらう。今回も、なかなか良い質問が出た。答えるのが難しい難問であることが多いが、それに精一杯答える中で、私の考えも深まっていく。

 この日は、当初は、浜松の温泉に泊まろうと思っていた。市役所からも、パンフレットを同封してくれていたので、その気になったが、GO TOで、よさげな旅館は、すでにまんぱんのうえ、またコロナの第三派も来たので、結局、連れ合いの意向で、中止になった。

 ウナギを食べそこなった。浜松市とは、今後も縁がありそうなので、今度、着たときは、うなぎ三昧の旅館に泊まるとしよう。市役所の人たちには、いろいろとお世話になった。
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