松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆パートナーシップ条例の考え方・つくり方(アリスセンター)

2009-08-20 | 1.研究活動
(2009年8月19日)
 出来上がった、雑誌を送ってもらった(大学は20日ぶりなので、もっと早く送ってもらっていたのかもしれない)。
 ここで、書きたかったのは、パートナーシップ条例は、「簡単につくってはいけない」ということである。この条例では、学識者を集めた審議会をつくり、行政がたたき台を示して、つくるようなことはしてはいけないということである。なぜならば、そんなつくり方をしては、もったいないからである。
 この条例は、市民にNPOやボランティアへの関心を持ってもらい、多くの市民に、自治やまちの将来を考えてもらうよい機会である。そんな機会は、そうあることではないので、この条例を使い回しながら(できるかぎり引き伸ばし、2,3年は使いながら)、市民に問いかけながら、つくってもらいたい。だから「簡単につくってはいけない」のである。

(2009年3月12日)
 まったく迂闊であったが、神奈川県が県民パートナーシップ条例をつくっていることを知らなかった。この原稿では、県の役割という視点から、パートナーシップ条例の考え方・つくり方を書いてみた。
 アリスセンターの「たあとる通信」では、10年ほど前に座談会に出たことがある。何度か、神奈川新聞社の社屋そばの雑居ビルを訪ねたことがあるが、MMに引っ越した後は行ったことがない。
 この原稿は、昨年まで、ぎょうせいにいた田中泰さんからの依頼である(ボランティアでアリスセンターにかかわっているとのこと)。田中さんとは、1998年に出した『自治体NPO政策』以来の友人である。長くガバナンス編集部で活躍し、NPO関係では、第一の編集者であった。会社を辞めた直後に、私が住む横須賀を訪ねてこられ、一緒に走水の「やまに」で食事をし、観音崎京急ホテルで海を見ながらコーヒーを飲んだ。早いもので、もう1年がたつ。新しい会社では大いに活用しているようだ。よかった(地方自治にとっては、大損失だが)。
 年度末まで、あと20日あまり。締め切りが迫る原稿が1本。学生との合宿(箱根)、共著者に出遅れた原稿(市民協働立法)、楽しみな講演(上田、寝屋川、新城)などがある。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ★うえだ百勇士あらわる(相模... | トップ | ★条例規則担当者のための実務... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

1.研究活動」カテゴリの最新記事