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松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆市民まちづくり集会(新城市)

2016-11-28 | 1.研究活動

 日曜日、新城市の市民まちづくり集会に出かけた。

 第5回になる今年のテーマは女性。第一部はVTRによる活躍女性の紹介。新城市の地域や企業で活躍している女性たちをコンパクト(2分くらい)に紹介していて、とてもよくできていた。この方式ならば、ポイントは外さないし、冗長にもならず、時間管理もしっかりできる。

 第二部は、グループワークで、そのあと発表になった。私の担当は、最後の発表とインタビューで、21グループを1分半でまわる。せっかくの場を笑いと拍手で、まとめるのは、容易ではないが、参加者のおかげで、愉快な場となった。

 ただ、気になったところもある。最後のところで、多様な議論を最後の発表用のメモを一つにまとめすぎたように思う。
 
今回の会議で論点となるのは、

 ①まずは、「あるある」。あそこで活躍している女性を知っている。ここで頑張ってる女性がいる。こうした情報を新城市全体で出すこと。そうすることで、こんなに活躍の場があるんだと、みんなが知ることができる。自分もやってみようという女性も出てくるし、頑張っている女性を囲むネットワークもできてくる。

 ②次は、「コツやツボ」。女性の活躍する後押しのポイントを抽出である。私だったら、こんな後押しがあれば、活躍できそう、あるいは、自分ならこんな後押しができる等を出し合えば、女性が活躍するヒントが出てこよう。

 ③最後は、「仕組み」。女性が活躍の場を新たに立ち上げ、それを持続するのは、仕組みが必要である。行政と議会が、仕組みづくりに進めるような、そんなヒントが出せればよかったと思う。

 こうした多様な意見を発表できる機会とすれば、いいのではないかと思ったが、それに気がついたのは会場に行ってからなので、今から言っても混乱するばかりだし、またこの点を最後のまとめに話そうかと思ったが、時間が押してしまったのでやめておいた。ただ、ポストイットには、これらたくさんのヒントがあるので、それを生かしてもらいたい。

 今回の市民まちづくり集会で、感じたことは、運営する市民の人達が、すっかり自信をつけたこと。とくに司会のKさんなど、もう一皮も二皮も向けて、とどまるところをしらない(ちなみにKさんは、私の高校時代のあこがれの人と同性同名)。

 各テーブルで、議員さんが、ファシリテート役を一生懸命やっていたこと。全国で、こんな例はないだろう。市民と議会との距離を埋める作業は、容易ではないが、こうした地道な実践も、溝を埋める大事な第一歩になるだろう。

 今回は、焼津市の市民の人たちが、駆けつけてくれたこと。新城市に洗練したやり方に驚いたようだった。お互い刺激しあえば、さらにいいものになっていくと思う。

 ともかく実り多い市民まちづくり集会となった。

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