文教大学の湘南キャンパスで南区区民会議を大いにPRした。
文教大学の山田先生に声をかけていただき、大学院の「地域計画特論」という授業で話をした。今回は、住民提案型の自治体若者政策という観点から、相模原市南区の取り組みを紹介することにした。
地域計画は、さまざまなアプローチができるが、相模原市南区における、若者ルールブックづくりまでの4年間の取り組みをとおして、基本からまちづくりを進める際のポイントなどを紹介した(たしかに改めて整理してみると、まちづくりの王道のような話になった)。
実は、この日はサガジョでも授業があった。当初は、文教大学は小田急の湘南台駅近くと思っていて、タクシーでいっても5,6分くらいかと考えていたので、授業終了後、ゆっくり行っても間に合うと考えてお引き受けしたが、調べてみると、そんなに近くはなく、駅から20分はかかるようだ。そこで、そんな事情を学生たちに話して、授業を少し早めに切り上げて、文教大学に向かった。
ちなみに学生たちからは、「文教大学では暴れないでください」と注意を受けていたし、実際、文教大学の参加者は、院生(5,6名)、教員(3名)と少人数と聞いていたので、じっくりと話し合う、いわば大人のゼミを考えていた。しかし、結局、思いついたまま、話は展開するといういつものパターンになってしまった。受講生の一人が、展開が早く、頭が一杯になってしまったといっていたが、おそらく、文教大学でやっている通常の授業のやり方とは違って面食らったのだろう。
この日、山田先生が、自家用車で湘南台まで迎えてきてくれた。見ると車は、外国製で、天井がサンルーフのように透明になっている。車中に入ると、革張りのシート、静かにジャズがかかっている。私は、お上りさんのように、きょろきょろしてしまったが、すぐに学生たちの忠告を思い出して、落ち着くことにした。車については、まったく興味がないのでよくわからないが、ライオンが立ち上がっているようなマークがついていた。山田先生は、大学の後輩であるが、彼我の差は大きいことを実感した。
ともかく、他大学で講義するということは、自分自身の勉強になるということがよく分かった。