松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★区民会議の実践から(相模大野)

2015-03-06 | 2.講演会・研修会

 市民講演会があった。そこで、南区区民会議の取り組みを紹介した。

 この講演会は、日本の未来を、国民一人ひとりが前向きに考え行動していこうという有志の団体「明るい日本を作ろう会」が主催したものである。これは、相模原で電気商を営む田所さんたちが、続けている会で、田所さんとは、一期目の区民会議でご一緒したのが、ご縁で、今回の参加となった。

 これまで、いくつかの集まりに参加してきたが、悩みのひとつは参加者である。なかなか人が集まらないというのが、悩みのひとつである。今回も、平日の夕方5時からの会なので、せいぜい集まっても20人くらいかと思って会場に行ったら、100人くらい(もっとのいたかもしれない)の盛況で、まず驚いた。市民の力、おそるべしである。

 この会の趣旨が、国民一人ひとりが前向きに考え行動していこうということなので、南区区民会議の取り組みが最もふさわしいと考えて、区民会議の魅力を大いに語った。市民参加といっても、あるべき論は、十分に語りつくされている。大事なのは実践であるので、その実践例である区民会議の活動を中心に紹介した。

 私が、南区区民会議で実践しているのは、ひとつは、公共課題を当事者として、自分たちで考え、自由闊達に議論することである。民主主義の学校の実践である。もうひとつが、現場・地域からの政策提案によって、相模原市の政策提案機能を後押しする役割である。相模原市という政令指定都市は、慎重、控えめ、安全運転の自治体なので、とりわけ市民からの政策提案機能は重要だと思っている。

 南区区民会議では、ポイントなるのは、メンバーの闊達さである。運営の方法によって、その力が出るかどうかが決まるが、もともと力がある人が委員をやっているので、私の役割は、その力を引き出すことにある。そんなあれこれを事例を踏まえて紹介した。

 主催の田所さんはじめ、みなさんには興味深い時間をつくっていただいた。感謝申し上げたい。

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