鎌ケ谷市の政策形成研修に参加した。
この研修は、思い出のある研修で、大阪国際大学を辞めて無職だった時に、声をかけてもらった研修である。最初は行政法研修だった。
毎年、去年と同じようにと言われてきたので、テキストも、ここ数年、同じものを使ってきたが、今回は、「令和時代の政策形成」と改め、令和の時代の今、自治体職員が心すべきこと、覚えておくことに焦点を合わせて、政策形成を考えてみた。
簡単に言うと、昭和の時代は税金で政策がつくれた時代である、平成の時代が、民間委託や縮減の舵を切った時代である。そして令和の時代は、市民も含めて、一人ひとりが力を発揮する時代である。政策形成もその時代にふさわしいものでなければいけない。
もうひとつ、心がけたのは、実務の実際を踏まえた政策である。自治体の政策づくりは、自治体の現場の事情に枠が決められる。研究室における政策形成ではなくて、実務の政策形成である。
この研修のメインは、最後に、グループで、鎌ケ谷市のまちづくり提案をすることである。私の研修の前に、総合計画を学ぶので、それらを踏まえて、提案する。
今回は、ひさしぶりに、模造紙を使ってやってみた。コロナ禍で、模造紙を使うのを止めていたが、復活してみた。やはり作業が入ると、盛り上がる。とくに、鎌ケ谷市では、保母さんたちが、この研修に参加するので、カラフルで楽しい模造紙ができあがる。今回も、笑顔いっぱいの演習になった。
今回も事務局には、お世話になった。資料変更やパソコン投影など、的確に対応してもらい、やりやすかった。感謝したい。