松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆次は「自治会・町内会」を考えてみよう

2022-08-17 | 自治会・町内会、オルソン問題を考える
 次のテーマは、自治会。町内会である。主題は「がんばれ!自治会・町内会」で、行政の立場からではなく、自治体・町内会の立場から、その活性化のためのヒントを考えてみようと思う。

 政策法務をまとめて、しばし、次は何をテーマとするか、道に迷ったが、ようやく腰が据わった。

 自治会・町内会は、研究者にとっては、腰が引けるテーマである。
 戦争の協力して、住民を縛ったという苦い思い出のためであるが、考えてみたらもう80年も前の時代である。奈良時代は70数年であったと思うが、ひとつの時代を超えるくらい、過去のことである。

 何よりも、そんなことを言っていられないくらい、地域は疲弊し、それに伴って、日本の国力も落ちてきた。いくら理想の絵をかいても、簡単には実現できないので、すでにあるものを活かし、再生するのが、ひとつの方法である。

 自治会・町内会も、改善し、補強すれは、まだまだいけると思う。なによりも、地域で、がんばっている人がたくさんいる。そうした人たちを後押しするのが、私たちの役割だと思う。

 次のような内容で、自治会・町内会を考えてみようと思う。途中で、修正があるかもしれないが、道筋が見えてきたので、ちょっと、楽しくなってきた。

Ⅰ.期待される地域・弱る地域
 1.地域への熱い期待
 2.弱る地域
 3.熱い期待と厳しい現状の差をどのように埋めるか
Ⅱ.自治会・町内会の強みを伸ばし、弱みを補強する
 1.「ちょっとした自信」
 2.「ちょっとしたやる気」
 3.「ちょっとした割り切り」
 4.「ちょっとしたプレッシャー」
 5.「ちょっとした見直し」
 6.「ちょっとした当事者化」
 7.「ちょっとな規模」
 8.「ちょっとした応援団」
 9.「ちょっとした技術」
 10.「ちょっとした後押し」

オルソンの回答やパットナムのソーシャルキャピタル、資源動員論などの、いいとこどりで対案を考えていこう。

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