松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆『元気な町内会のつくり方 成功の決め手-10の処方箋と80の実践事例-』(日本橋出版)発刊日決まる

2023-09-06 | 自治会・町内会、オルソン問題を考える

 『元気な町内会のつくり方 成功の決め手-10の処方箋と80の実践事例-』(日本橋出版)の発刊日が決まった。

 出版社から、10月2日に発刊されると連絡があった。一時の勢いでは、8月の初めには発売される勢いであったが、小さな出版社なので、資金計画や編集体制もあって、この時期になったのだろう。

 この出版には、いろいろな人も登場願っているので、8月には出るのではないかと言っていた手前、どうなったのだろうと思っていた人もいるだろう。

 アマゾンは、やや早めに出るので、アマゾンにでたら、いよいよ出ますと連絡しよう。

 ともかく一安心というかほっとしたと同時に、だいぶ時間がたつので、内容があいまいになってしまった。

 というのは、連絡のなかで、アマゾンなどに、本の紹介を書いておいてほしいということで、これは初めてのことになる。普通は、ここは出版社の領分で、売りやすいように、書くのが常套だからである。

 これを著者の頼むというのは、珍しいが、そうならば、できる限り、読者が買いたくなうように書いてみた。

 概要、次のような感じであるが、しばらく置いて、微修正を加えながら、完成版にして出版社に送ろうと思う(後は、売れるという観点から、出版社に任せたい)。

 ここにきて、福祉従事者本(風媒社)と町内会本(日本橋出版)が続けてでることになった。あとは、『支える人を支える』本(イマジン出版)であるが、すぐに書けると思うと、なかなか、先に進めない。

 

『元気な町内会のつくり方 成功の決め手-10の処方箋と80の実践事例-』 

高齢者の単身所帯や夫婦二人世帯が増え、これまでならば「自助」でできたことも、ままならない家庭が増えてきた。

自治会・町内会は、自助の不足を補う、互助・共助の重要な仕組みであるが、その自治会・町内会自身が、担い手や参加者の不足、高齢化、住民の無関心など、厳しい現実に直面している。

自治会・町内会活動のような公共活動は、常にフリーライダー(ただ乗り)の問題がつきまとう。面倒なことは人に任せて、自分は利益だけを享受しようという人たちの存在である(これを「オルソン問題」と言う)。

本書は、フリーライダー問題をどう乗り越えるか、どうしたら自治会・町内会が課題を乗り越えて、元気になれるかを理論と実践の面から、10の処方箋と80の参考実践事例にまとめている。

「がんばろう」と考えている自治会・町内会の「励まし・後押し」になる一冊である。 

【10の提案】

 提案1.「ちょっとした自信」を持とう 

 提案2.「ちょっとしたやる気」を後押しする

 提案3.「ちょっとした割り切り」も必要である

 提案4.「ちょっとしたプレッシャー」をかけてみよう

 提案5.「ちょっとした身軽さ」を試みてみよう

 提案6.「ちょっとした令和化」を図ってみよう

 提案7.「ちょっとしたし安心・信頼」をつくろう

 提案8.「ちょっとした人集め」のヒントを学ぼう

 提案9.「ちょっとした規模」を試みよう

 提案10.「ちょっとした技術」を体得しよう・話し合い、聴き合う技術

 

 

 

 

 

 

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