
秋のバラを見ようとヴェルニー公園に出かけたら小さな小さな旅になった。バラは春と秋にあるが、春のほうががぜん華やかである。時期的にも少し早かったようだ。でもきれいだった。
この日は、ヴェルニー公園で、カレーフェスの日だった。どこも長蛇の列で、カレーを買うには、30分以上かかるくらいだった。ただ、唯一、ココイチはお客がいなかった(ちなみに私たちは、コースカで「刺身とあら煮定食」を食べた)。
自衛隊のほうを見ると、いずもが泊っていて、たくさんの人がいる。今日は、自衛隊の公開の日だったのだ。人の流れに従って、基地に入り、いずもに乗艦した。長い間、三浦半島に住んでいるが、自衛艦に乗るのは初めてだった。米軍基地の会報も1回だけ。この時は、アメリカ仕様のでかいピザを買ってきた。
いずものなかに、東京湾フェリーの車を停めるところを何倍も大きくした、がらんどうだった。ここにヘリコプターを格納してあるのだろう。甲板までヘリコプターを運ぶエレベーターに乗って、甲板までいった。全長248メートルもある甲板は確かに大きかった。今はヘリコプター搭載の護衛艦であるが、航空母艦に改装中とのことだった。
南極観測船のしらせも隣に停まっていたが、ちょっとのタイミングで、入場時間に間に合わなかった。今度は、これに乗ってみよう。その隣の護衛艦たかなみは、条関することができた。
途中面白いことが2つあった。
一つは、ド根性ダリア。家の近くにあった。
もうひとつは、横須賀の中央通りの新しい店である。特に看板がない店で何屋さんか分からない。でもお客が入っているので、のぞいてみた。「ここは何のお店ですか」と聞くと、タコスのお店だという。看板がない店なのでそこが気になり、「そうなんだ」とぼーっとしてると、お店の人が、「タコスとは」との説明を始めた。「タコスって」と考えていると思ったようだ。
長くなりそうなので、「今度来るね。がんばってね」と言って話を切り上げたが、ここは、「タコスって、タコの酢漬けみたいなもの?」と返すのが正解だった。でもそれをいったら、真面目な連れ合いは、きっと怒っただろう。
ともかく、小さな小さな旅だった。歩数は11.845歩。