松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆書評を書く

2022-07-06 | 1.研究活動
 アマゾンに書評を書いた。旧知の蓮實憲太さんが、本を上梓して、送ってくれたので、書評を書いてみた。

 これまで、書評を書いたことはあるのだろうか。学会活動に熱心ならば、頼まれるのかもしれないが、学会の評価を気にしたこともないし、学会で評価されることには、関心がないので、つかず離れずにいるので、書評を頼まれることがないのだろうか。でも、査読は、しばしば頼まれるので、やはりよく分からない。

 アマゾンに、書き始めて、案外、書評は難しく、本を書くのとは、別のジャンルだと気がついた、評論家と政策起業家の違いのようなのかもしれない。

 文章は、何とか書いたが、迷ったのは、署名である。雑誌等なら、実名であるが、アマゾンを見ると、みんな「自治体法務経験者」のような書き方である。アマゾン自身も、むしろ、ペンネームのほうが、気兼ねなく(忖度くなく)かけるので、ペンネームを進めている。そこで、とりあえず「地方自治研究家・政策起業家」と書いた。

 そのうち、蓮實さんからメールが来た。書評のお礼である。ばれたようだ。たしかに、グーグルで、「地方自治研究家・政策起業家」と検索すると、私しかいないし、記事のなかにも横浜市の経験が書いてあるので、バレバレなのかもしれない。

 とりあえず、ペンネームで書いたが、その後、落ち着きの悪さが続いた。親からは、堂々と名を名乗れ、卑怯な真似はするなと教わってきたし、子どもにもそう教えてきたこともあって、それが落ち着きの悪さの原因だと思う。むろん、例外的に、匿名でないと世に出せない場合もあるが(社会正義のための内部告発)、アマゾンの書評は、そんな大げさな話ではない。結局、本名に戻したら、すっきりしたので、やはりペンネームが原因だったようだ。

 アマゾンの書評なら、実名、匿名、どちらでも大したことではなく、また人それぞれで、私の考えを押し付けるものではないが、特に気になるのは、ツィターで匿名でいい加減なことを言うのも目に余る。MYブームは、「安芸高田市」の一連の騒動であるが、ネット民主主義は、明らかに地方自治を歪めている。ネット民主主義を一度、きちんと考えてみたいと思う。
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