松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★みんなが力を出すまちづくり(御宿町)

2023-02-12 | 2.講演会・研修会
 千葉県の御宿町と大多喜町の議員さんの合同研修会に参加した。タイトルは、「みんなが力を出すまちづくり-野球は9人でやろう」である。

 この研修会は、本当ならば、去年にやる予定であったが、コロナが真っ盛りになり、中止となった。1年後、捲土重来をきしての研修会となった。

 野球は9人でやろうは、自治基本条例が盛んだったころ、全国でやった。久しぶりだったが、その時と比べて、具体例の蓄積が圧倒的である。新城市も焼津市も、野球は9人でやってきたし、みんなが力を出す事例は、盛りだくさんである。

 話のほうは1時間半で、残りの30分は質問である。もちろん、たくさんの質問が出た。後で聞くと、こんなに質問が出た研修会は、これまでなかったとのこと。質問が出れば、さらに話が深まるので、ありがたいことである(ポストイットのまくり方は、受けなかった。なぜだろう。腕が鈍ったのだろうか)。

 この日は、少し早めに出かけた。関東地方に雪が降りそうだったからである。わが三浦半島と御宿の房総半島は、雪の心配はないが、途中の東京都内が心配だった。しかし、寒い日であったが、交通の乱れはなく、開会の2時間くらい前に、会場の町役場についた。

 役場では、早くから、御宿町の議長さんと大多喜町の議長さんが待っていてくれた。あっていきなり、私の北朝鮮のミサイルの話で、なんと唐突な先生だと思ったのではないか。そこから談論風発、ああいえばこういう話の連続となった。私は、この講演が始まる前の雑談が得意で、これはいつものことであるが、議長さんたちは戸惑ったのではないか。

 ただ、どこでも、町村の議員さんの場合は、専業の人はおらず、他の仕事の兼業か、会社を退職後の議員職という人が多く、人生経験もさまざまなので、話は合う。

 講演前に、たっぷり2時間、話したので、議長さんたちは、それで疲れてしまって、研修中は眠くなってしまうのではないかと心配したが、一生懸命聞いてくれて、手を挙げて、質問までしてくれた。

 終わった後も、また1時間、いろいろな人と話になり、この日は、私は何千語しゃっべたのだろうか(歩数のほうは、6000歩だった。東京駅の京葉線のホームが遠いので、半数は、ここではないか)。
 
 気持ちよく帰れたので、帰りの特急電車では、『福祉従事者を支える政策』の原稿の直しが、はかどった。単純と言えば単純である。ともかく、いろいろと、気を使ってくれた事務局には感謝申し上げたい。

 
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