松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆婚活の手段としてプラーンクスツェレ

2012-06-29 | 1.研究活動
 プラーヌンクスツェレ(PZ)は婚活の手段になるのではないか。
 PZは、ドイツ由来の手法で、市民を無作為抽出で選び、その市民で、熟議するシステムである。もちろん目的はまちづくりである。まちの課題やあるべき方向性について考える。ドイツでは、300件以上も行われているらしい。 
 しかし、ここでの提案は、このPZを婚活の手段にできないかというものである。見知らぬ男女が出合い、まちの課題を真剣に考える。一日一緒に話をしていれば、その人の人となりは、大体わかるだろう。なんと誠実な人だ、何と人生をまじめに考えているのだろう・・・。合コンも、それはそれでよいが、そういうのは苦手だという人もいる。その人たちの出会いの場になるのではないかというのが、ここでの提案である。
 このアイディアは、わが松下ゼミの学生たちである。新しい発想は、門外漢から出てくるという典型例だろう。そして、それを伸ばすのが私たちの仕事であるが、試しに市町村アカデミーの研修で言ってみたら、頷いている人が何人もいた。案外、ポイントをついているのかもしれない。
 ゼミでは、PZの全国調査を行っているが、その報告書にどのように書かれるか、楽しみである。

 サガジョのキャンパス
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