松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆音声読み上げ機能を使ってみる

2025-01-12 | 1.研究活動

 はじめて、ワードの音声読み上げ機能を使ってみた。

 ある学会に、投稿論文を出してみた。その結果、条件付き採用となった。要するに修正をしたら、採用する(考えてみる)という評価だった。

  ときどき、論文審査の査読を頼まれるので、審査の全体の雰囲気は分かる。今回の指摘は、全体には、誤解を生じる表現や形式的なものが中心で、内容にわたるものではないので、直しも簡単にできた。

 その一つが、てにおはなどに誤りがあるというものである。本を書いても、この校正が苦手で、てにおはや誤植は、読み飛ばしてしまう。たいていは、編集者が優秀なので、きちんと見てくれるので、それに甘えるということもある。

 しかし、今回は、投稿論文なので、自分でチェックしなければ、いけない。一回、見てみたが、「誤りはないじゃん」と思った。

 そういえば、役所にいるときに、隣りの文書係法規担当は、読み合わせをやっていた。一人が、一字一句、そのまま読み上げ、もう一人が文章をチェックする。二人で見ると、間違いに気がつく。そんなことができないかと思っていたら、ワードに「校閲」という機能がることに気がついた。

 たくさんの文章を書いてきたが、これをつかったことがない。早速、やってみた。

 パソコンの読み上げ機能は、関西弁的なアクセントであるが、言葉ははっきりしている。専門家が使う読み上げ機能は、もっと高性能なのだろうけども、Wordについているのは、やや精度が低い。新城市を「しんじょうし」と読む。ただ、私の場合は、誤字、脱字を探すだけなので、「おいおい」と突っ込みを入れながら、それでも十分である。

 この読み上げ機能でやってみると、おかしな表現や誤字脱字など、10か所くらいの変更があった。もっと早く知っていればよかった。ストレスが少なく、校正ができたのに。

 読み上げ機能を3回やったので、自信を持って、論文を返送した。もっと高性能のソフトも無料であるのではないか。調べてみよう。もっとは早く気がついていれば、ずいぶん楽だったのに。校正は面倒だで、とどまらず、じゃあ、いい方法がないかと考えれば、すぐに見つかったのに。あらためて、立ち止まらずに、前に進めないとダメだよなと自戒した次第である。

 

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