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松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆区ビジョンミーティング(相模原市)

2012-02-04 | 1.研究活動
 区ビジョンの区民ミーティングがあった。
 相模原市南区区民会議では、区ビジョンをつくっているが、暫定版ができたので、一般区民に知らせ、一緒の議論する機会をつくった。場所は、サガジョのマーガレット本館3階。新装なった校舎で窓が大きく、雪をかぶった丹沢がきれいだった。
 参加者は、区民会議メンバーが約20名、一般区民が50名ほど。これを9つのグループに分け、ワークショップとなった。
 ひとことで言えば、面白かった。とてもよかったと思う。ワークショップの成否は終わったときに分かるが、多くの参加者にとって、充実したときだったと思う。
 この評価は、次の区民会議のときに整理するとして、今後の運営にあたって、参考になりそうなことを記しておこう。
 ①今回も、グループの運営は、区民会議メンバーがやった。マニュアルを定めず、進行、議論の進め方は、進行役のやりやすいようにやった。すると当然、運営はさまざまとなる。9グループ9様であるが、これが実によい。考えてみれば、同じ方向に向かってさえいれば、やり方はそれぞれであってよく、むしろ、それが自然である。私たちは、ついつい、マニュアルを定め、そこからはみ出すことを恐れるようになってしまったが、それが私たちが本来持っている力を減殺するようになってしまったのだろう。
 ②時間管理もグループごとにやってもらった。特に発表は、ついつい時間が伸びてしまうが、その時間管理もグループでやってもらった。あと1分、時間が押しての「まき」もグループでやるから、押さえつけられ感、制約感がぐっと減る。「あと1分」が、標準時で2,3分かかったケースもあったが、そんなことは、たいしたことではない。
 区民会議では、信頼感、一体感ができているので、余計なことに気を使わず、いろいろなことができる。ロバート・パットナムではないが、信頼は、低コストで、大きな効果を生み出すソーシャルキャピタルだと思う。
 
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