火曜日は4限で終わりで食堂に行くとあの子がいる。
他の人も少なくて大切な時間なんだ。
いったらあの子は学祭の準備で頭抱えてて。
学祭係になってるから忙しいんだよね。やっかいなことに。
あの子はよく眠る。気がつくとねむかけしてる。
疲れてるのと本人曰くエネルギー使うからチャージするためらしい。
あと夜更かしなんだ。で、寝ている。隣で寝ている君にどきどきする。
ちょっと起きてかすかに指先が動く、こちらを少し見てまた戻る。
意識が落ちる前のちょっとした動作。無意識なのかそれともこちらに
何か伝えようとしてるサインのようにも見える。
みんななんかしらで席を立って2人きりになる。うつぶせになった君に
お互いサインを送る。お互い気がつかれないようにかすかに何かを読み取ろう
とする。
例のごとくみんな帰っていって。2人だけが残る。
相手は広げたメモを片付け、私は商法の教科書を閉じる。
2人で帰る2人だけの時間。話は取り留めのないこと。
大事な一言がいえない。でもお互いの存在を隣で感じ合って。
気がつくとずっとお互いのこと見て話してる。目がはなせない。
はなしたくない。聞こえなくても一度聞こうとする目がかわいくて。
驚いたようなまんまるの目。私だけを見ている目。
これから学祭が始まる。あの子はもうほぼ全日泊まりらしい。
なんか体力勝負になりそう。私もけっこう屋台に警備にハード。
合間をぬって2人で休憩はいる。偶然に頼ってたらダメだけど、
チャンスにかけてみたい。この子に縁を感じたから最後まで信じて
想いを伝えたい。
他の人も少なくて大切な時間なんだ。
いったらあの子は学祭の準備で頭抱えてて。
学祭係になってるから忙しいんだよね。やっかいなことに。
あの子はよく眠る。気がつくとねむかけしてる。
疲れてるのと本人曰くエネルギー使うからチャージするためらしい。
あと夜更かしなんだ。で、寝ている。隣で寝ている君にどきどきする。
ちょっと起きてかすかに指先が動く、こちらを少し見てまた戻る。
意識が落ちる前のちょっとした動作。無意識なのかそれともこちらに
何か伝えようとしてるサインのようにも見える。
みんななんかしらで席を立って2人きりになる。うつぶせになった君に
お互いサインを送る。お互い気がつかれないようにかすかに何かを読み取ろう
とする。
例のごとくみんな帰っていって。2人だけが残る。
相手は広げたメモを片付け、私は商法の教科書を閉じる。
2人で帰る2人だけの時間。話は取り留めのないこと。
大事な一言がいえない。でもお互いの存在を隣で感じ合って。
気がつくとずっとお互いのこと見て話してる。目がはなせない。
はなしたくない。聞こえなくても一度聞こうとする目がかわいくて。
驚いたようなまんまるの目。私だけを見ている目。
これから学祭が始まる。あの子はもうほぼ全日泊まりらしい。
なんか体力勝負になりそう。私もけっこう屋台に警備にハード。
合間をぬって2人で休憩はいる。偶然に頼ってたらダメだけど、
チャンスにかけてみたい。この子に縁を感じたから最後まで信じて
想いを伝えたい。