どうしてこんなにもせつなくもどかしいのだろう。
2人きりになった。いつものようにお互いの存在を感じ合って。
とうとう帰る時間になって。私も帰るって言って。
ずっと緊張して高ぶってて。いよいよだって。
門でてずっと普通の会話してて。外は寒くて。
いつもは外堀沿いの並木道を歩くんだけど今日は道路の方歩いた。
言おうって決めてたのに思い通りにいかなくて。
どんどん足は進んで公園通り過ぎて。
私の地下鉄口に着いて。でも横断歩道渡った側の口まで歩くって言って。
信号がちょうど赤になった。
会話がとぎれる 隣には大好きな人 今言いたい だけど
「はぁ・・・」 思わず溜め息が出る
「どうしたんですか?」
ちゃんと私の様子をキャッチする。そして感じる。
「そういう季節ですもんね」
今しかない。ちゃんと言いたい。でも・・・。やっと搾り出した言葉は。
「言いたいことがいえない」
相手は同意してくれて。でもまさか自分に対してだなんて思わずに。
「言いたいことがいえたらどんなにいいか」
すごく感情こもってて。かみしめるように心に響いた。
でもあの子は誤解している。私に好きな人がいるのは知ってる。
でも今まで向き合わないようにしてきた事実。あいまいにしてきたこと。
だからわざと他のありえない先輩のこと言ってきたの。それがつらくて。
明らかに冗談なのに。
「先輩に言ったらいいじゃないですか。○○に連れてってとか」
違う 違う 違う
うわごとのように力なく否定して。相手もその先輩じゃないってことは知ってて。
うんうんって。せつないまなざしで見てて。
「大丈夫ですよ。僕は誰にも言ったりしませんから。またの機会に聞きます。」
って。もうなんで伝わらないんだろう。君なんだよ。僕が好きなのは。
もうせつなくなって。相手の袖をひっぱって。でも今日はバイトがあるから
改札まで送っていけないって。どうしても伝えたいよこの気持ち。
今度は聞いてくれるよね?私ぜったい本当のこの気持ち貴方に伝えるから。
ちゃんと聞いてね。大好きだから。
2人きりになった。いつものようにお互いの存在を感じ合って。
とうとう帰る時間になって。私も帰るって言って。
ずっと緊張して高ぶってて。いよいよだって。
門でてずっと普通の会話してて。外は寒くて。
いつもは外堀沿いの並木道を歩くんだけど今日は道路の方歩いた。
言おうって決めてたのに思い通りにいかなくて。
どんどん足は進んで公園通り過ぎて。
私の地下鉄口に着いて。でも横断歩道渡った側の口まで歩くって言って。
信号がちょうど赤になった。
会話がとぎれる 隣には大好きな人 今言いたい だけど
「はぁ・・・」 思わず溜め息が出る
「どうしたんですか?」
ちゃんと私の様子をキャッチする。そして感じる。
「そういう季節ですもんね」
今しかない。ちゃんと言いたい。でも・・・。やっと搾り出した言葉は。
「言いたいことがいえない」
相手は同意してくれて。でもまさか自分に対してだなんて思わずに。
「言いたいことがいえたらどんなにいいか」
すごく感情こもってて。かみしめるように心に響いた。
でもあの子は誤解している。私に好きな人がいるのは知ってる。
でも今まで向き合わないようにしてきた事実。あいまいにしてきたこと。
だからわざと他のありえない先輩のこと言ってきたの。それがつらくて。
明らかに冗談なのに。
「先輩に言ったらいいじゃないですか。○○に連れてってとか」
違う 違う 違う
うわごとのように力なく否定して。相手もその先輩じゃないってことは知ってて。
うんうんって。せつないまなざしで見てて。
「大丈夫ですよ。僕は誰にも言ったりしませんから。またの機会に聞きます。」
って。もうなんで伝わらないんだろう。君なんだよ。僕が好きなのは。
もうせつなくなって。相手の袖をひっぱって。でも今日はバイトがあるから
改札まで送っていけないって。どうしても伝えたいよこの気持ち。
今度は聞いてくれるよね?私ぜったい本当のこの気持ち貴方に伝えるから。
ちゃんと聞いてね。大好きだから。