1400キロの恋

私はどこよりも美しい雪の世界を知っている。
しんしんとして繊細で氷が織り成すアート、結晶も氷柱も。
どこまでも冷たいのに触るとふわりと暖かい位優しい手触り。
大好きな故郷、愛してやまない土地だ。

全国転勤の宿命で1400キロ離れた場所への新天地。
嗚呼恋などするものかと想っていたのに。、

カスタードクリーム

愛おしい人。その羽根をもぎ取ってしまいたいくらい。
独り占めしたくなるカスタードクリームみたいな存在。
まるごと芯まで舐め尽くして夢中にしたい。
こんな惹かれ方、まるで本能を動かすような愛し方らしくない。

一緒にご飯を食べて楽しい合うなって思う記憶はポジティブイメージになる。
そして限られた昼時間だからこそ、もっと話したいと名残惜しくなる。
毎日会えるわけじゃないからますます刺激的になる。

お願い、私に跪く日までどうか私を好きになってね。