路傍のshiawase

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甲子園出場辞退

2005年08月05日 | スポーツ
第87回全国高校野球選手権大会に出場が決まっていた
明徳義塾高校ですが、部員の不祥事を理由に、辞退することになったそうですね。
生徒達がそれを知らされて涙したという記事を見て、胸の詰まるような思いがしました。
野球の強い学校で有名ですので、高校に直接関係のない人々も
応援していたに違いありません。
特に地元高知の方は、注目していたことでしょう。
それにしても、辞退を受け入れた高野連は、
今もきっちりとこれまでの姿勢を貫いていることがわかりました。

本人達に強い意志を持って生活するように期待することも
ひとつですが、学校全体が部活動を盛り立て、野球部が甲子園に
行くことを楽しみに、そして部員を誇りに思うような雰囲気作りが
必要なのかもしれないと思いました。
夏の高校野球は、予選から始まっています。
その頃から、部員はもちろんのこと、野球に関わらない
教職員の方々、学校全体が「その気」になることが大切なのでは
ないでしょうか?もちろんそれは大変なことだと思います。
皆が大会出場を自分のこととして考えていれば、気のゆるみは
生じないのではないかと思います。
また、周りからの楽しみや期待の気持ちを感じて、
部員も改めて背筋を正すことでしょう。
野球部員には、当然野球の練習を十分にした上で、スポーツマンとは
どんな人だろうと考える機会をつくる。高校野球選手権大会に出場する選手と
いうのは、こういう人達なのだ、という具体像を描けたらよいと思います。

”この大会はゲームの結果だけではなく、出場する人の
人柄・行いもきちんと見られている、練習の苦しさに勝ち、
技術的に成長することと、描いた像に近づけた、という成長が
あって、甲子園に出場できるんだ”、ということを先生方は
常によく話しておくことが必要だと思います。

厳しく言えば、一つの大会に出るには、そこの基準をクリアして
いなければなりません。上のような理想的なことばかりでなく、
高野連の規則など、公表されている書類は全て、野球部員も目を通すことも
大切かもしれません。(やっていることでしたらすみません)

とにかく、私の基準で申し訳ありませんが、このようなことで
出場できなくなることは残念だという気持ちです。
部員は、”大変だからストレスを発散した”、のではないと思うのです。
「その気」になっていれば、楽しくて、晴らさなければならないような
鬱憤は溜まらないのではないでしょうか。
今回のことは、残念ながら全員一丸となっていなかったことの
表れなのではないかと思えてなりません。

このことで傷ついてしまった全ての人の心の傷が、
早く癒えるよう、祈るばかりです。