健康と言う青い鳥を追わなくてもいいんじゃないか・・・

昨日の晩御飯は、この時期おいしいとろろご飯でした。

肉厚のしいたけはそのまま軸をとって網焼き。パプリカも皮が真っ黒になるまで網で焼きます。

ほうれん草と海苔のおひたしがあまっていたので消化。この時期甘いですよね。
サツマイモはスライスしてフライパンでじっくり焼いて、ほっこり。
昆布の水だしで三つ葉と卵の吸い物。

パプリカを素焼きしたものは、フランス料理にもあります。まったく作り方は
同じで、パプリカを皮が真っ黒になるまで焼くと果肉がトロッとしてとても
おいしくなります。これパプリカだけでも一品のお料理。
http://doriegreenspan.com/2010/07/pity-the-poor-roasted-pepper.html

フレンチならフレンチドレッシングで。イタリアンならバルサミコと。
和風ならポン酢で。

しいたけも肉厚のおいしそうなのが手に入ったら裏返さないで網で焼くと
かさの裏にお汁がたまって…以前福岡天神のおすし屋さんでは、
しいたけの寿司ってのが出ていてこれがまたおいしい！出てくるのに結構
時間がかかるのですが、一級品のおいしさなのでした…がそれと同じものが
家庭で食べられます。
http://yaplog.jp/kaiten-sushi/image/401/2953

うーん、旬っていいですね。

最近思うのですが、たぶん、日本では野菜がたくさん取れるので、
肉を食べない　というのではなく、単に肉の出番がなかった　のではないでしょうかね。

狩猟をして食べていた時代の欧米の人の肉の食べ方は、基本は夏は魚をとったり
野菜です。農業に急がしいので狩にはいかない。で豚というのは夏に太らせ
冬に向けて秋に締めるものですし、肉と言うのは野菜が取れない時期の冬にお父さんが
狩に出かけてしとめてくるもの、つまり野菜などの植物の代用品です。小麦など収穫が
少ないと冬に食料が足りなくなって大変。秋にとっておいたカブがどんなにステキな冬のご馳走か…

現代は、とかく健康意識で食べるものを選びがちですが、自然が与えてくれた恵みを
おいしくいただくことにすると結局は健康になるのではないか？

健康と言う青い鳥を追わなくてもいいんじゃないか・・・

というか追っている限り手に入らないのかも？？？