夕飯時、この寒さはどうだ?と近頃の気候を話題にカミさんに話かけたところに、 玄関の呼び鈴がなる。
カミさんが出て訝(イブカ)しげな顔をして、なにやら大きな小包を手にして居間に入って来た。
「あんた、この差出に覚えがある?」と私に聞く。
「何だ?」見れば差出人が私の名になっている。
無論、私に覚えはない。
「俺に覚えはないよ」
「でも、この差出人は貴方の名だよ」
「おい、よく見せろ」 . . . 本文を読む
「おい。頼む」
「今、北久里浜駅に着いた。来れるか?」
「直ぐ、行くよ」
「じゃ、頼む」毎度、外に出かけた時は、駅から携帯で(車)迎えに来てくれないかと、連絡する。
歩いて山の上の我家まで帰れば、これほど健康にいいことは無いのだが、なにしろ低いと、いっても標高70m~80mはあり結構疲れる。
時間も今の膝を痛めた私の足では約30分は掛かる。
太っていて膝が痛み歩くと左右に身 . . . 本文を読む