ある日？或る時？その日は何時？

ある日？或る時？その日は何時？

外出して家の玄関の階段（２段）を上がるときに足が上がらない。

横に置いてある平置きにしたブロックを踏み台にして、やっと玄関の踊場に上がった。

今まで、なにの支障もなかった階段が今日は酷く高く感じた。

足が上がらないなど考えたこともない。

我輩も歳をとったものだ。

この一段目が３０ｃｍ，二段目が２５ｃｍ　の階段である。

階段の蹴上げ高さが違うのは元々玄関の踊り場は車庫（？）の横にある飛び石を伝わって歩いて玄関の踊り場に来るのが当初の設計であり、そのようにして家に入っていた。

然し、車庫は車１台分だったので２台が入れるように東側の狭い庭を削って車庫を広げた。

車庫の上屋の柱のスパンは５ｍ４００ｍｍある。

日本車の車の幅は１４００ｍｍ～１６００ｍｍだ、だから車庫の幅は車の両サイドに４００ｍｍの余裕を取れば何とか車庫に入れる。

公共の駐車場の車庫の幅でさえ２２００ｍｍのところがあるくらいだ。

車の駐車場の幅もスーパーなどは２４００ｍｍも、あればいいほうだ。

最近は何故か、その幅を広げて、あるスーパーなど２６００ｍｍにしている。

お陰でこのスーパーは凄く車の出入りが楽になった。

車の収容台数は減ったがお客は増えたようだ。何時も満車に近い。

我家の車庫の幅は前述のように５４００ｍｍあるので一台の有効幅は２７００ｍｍもあるから車庫入れはバックの下手なカミさんでも楽である。

家の出入りは、この車と従来の飛び石の通路の間を歩いて直接玄関の踊場に向かう。

従って玄関の踊場と車庫の床の段差はなんと５５０ｍｍある。

そこで臨時にブロック３枚を平積みにして踏み台としたのだ。

このブロックの踏み台の３０ｃｍの踏み台に足が上がらない。

傍に何か掴むものがあればいいがそのようなものはない。

駐車している我輩の車のハッチバック・ドアーに手をかけて、膝の痛みを堪えながらダックス・フンド宜しく身体を傾けてヨッコイショと片足を踏み台に乗せる。

見られたザマデハないが？上げたその足を踏ん張り我が８０Ｋｇの身体を上げる。
実に我家に入るにも涙ぐましい努力を今は要する。

この蹴上げ３０ｃｍの一段目がきつい！三段積みにした一段目の踏み台の横に一枚のブロックを置いたのはきっとカミさんだと思う。

この横置きのブロックは１０ｃｍだ。コレを踏み台にすると丁度よい。

蹴上げ高さは２０ｃｍとなる。膝に掛かる負担が随分と軽い。

膝の痛みは早く処置して治さないといけないが、どうも近頃は病院に行くのが億劫になって来た。

それに先ず目指す医院に駐車場があるか？どうかも問題だ。

痩せなければ！というプレッシャーが逆に食欲をそそっているように感じる。

コマーシャルをモジルわけではないが「その饅頭が貴方を苦しめる」と感じると逆に饅頭を口にするのは何故だろう？

「薬を飲むより体重を落としなさい」と何時もお医者様から言われているが、どうもいけない！体重は落ちるどころか？増える感じだ。

兎に角　早急に医院か？病院？にゆかなければならない。

膝の関節の痛みは日々その痛みが増してくる。

満足に太極拳もできない。

一番困るのが歩けないことだ。

加齢と共に“やる”と言う意思も失ってきた“くそ爺”である。

カミさんから

「あんたのように重い人の世話は出来ないよ」と宣言されているが、それでも体重は減らない！

「その時は施設にでも放り込めばいいじゃないか？」と言うと

「今時に、直ぐに入れる施設はないよ！」と抜かす。

カミさんの体重は４０Ｋｇだそうだ。

胃の全摘手術を受けて体重がもとに戻らないカミさんである。

これでは文句を言われても仕方ないか？