還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

電話が鳴っている!

2006-11-03 07:34:13 | 日常生活
「おい、電話が鳴っているぞ!」と怒鳴るがカミさんの返事がない?

どうしたのかな? 

と隣の部屋に行くが、見えない。

ハテ 何処に行ったのかな?とカーテン越しに狭い庭を見ても其処にもいない。

仕方なく電話を取る。

「もしもし、○○さんのお宅ですか?」

「ハイそうです」

「奥さんいらっしゃいますか?」

「今、ちょっと見あたらないのですが?」
*(カミさんを探した直後なのでこのような言葉になった)

「はァ?」

「居ないのですが?」

「ご主人さまですか?」

「ハイ そうですが?」

「私 ??の??ですが・・・」 こうなると、もう何を言っているのか難聴の私には判らない。

「すみません、私は耳が悪くて、よく聞き取れないのですが?また後にして戴けませんか?」

「あら 急に聞こえなくなっちゃったよ」と呟く声、これはガッチリと聞こえた。

くそ!なんて 婆だ!ガチャンと電話機を置く音がする。

なんとか言って切れよ!と言いたい。

携帯ではないようだ。

まさか、ご近所の知り合いではないだろうな?

と少し疑心暗鬼、不安になる。

カミさんは町内の役員(会計)をしている関係で最近、町内の方からの電話が多い。

私は、このようなことが多いので滅多に受話器は取らない。

が、時にホットクのも悪いかな?と弱気な私は受話器を取ることもある。

結果は前記のようなことが発生する。

やはり、本を読むか、好きな囲碁をパソコンでやって居た方がいい。

電話が鳴っても気が付かないことが多いからだ。

TVを見ていると、つい電話に出る。

何故か電話の音が聞こえる。

TVの声がはっきりと理解できない所為なのか?或いはTVの絵を見ているのか?

また、電話が鳴っている。

今度は出ないぞ!と本を読み始める。だが、電話の鳴る音は聞こえて気になる。

やっと電話の音が切れた。ほッ とする。

暫くしてカミさんが帰ってきた。カミさんを見て

「おい、何処に行ってたのだ?」

「アラッ、ちゃんとスーパーに行って来ると言ったじゃないの?」

「スーパー?」

「聞こえなかったな、それから、先ほど電話があったぞ」

「なんだか分からないので後にしてといったら、アラ急に聞こえなくなっちゃたよ、と言って切られたよ」

「そんなこと(私が)言うわけないでしょう」

「じゃ~、そのアトにまた電話があったが、もう(受話器)とらなかったよ」

「その電話 私よ~、どうして出なかったの?」

「お前か~?」

「じゃあ、後の電話はお前だったのか ? なんか用があったのか?」

「なにか要るものがあれば買ってくるからと聞いてみようと思っただけ」

「もう電話なんかするな!無駄だ!」

「俺は聞こえないのだからな!」

やれやれ ・・・・やはりメールがいいな!

私の携帯もメール・オンリーだ。



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1 コメント

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Unknown (ひでじーじ)
2006-11-03 13:13:28
いつもありがとう
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