還り見れば酔生夢死か?

80歳代の聾人でネットの話題を書いています。足が悪いので家で得ることが出来るネット情報と私自身の唯我独尊の偏向文です。

40才前後に起きた私の心の病気? ③

2008-04-22 20:06:54 | 健康

暫くして「森田療法の会」と言う会があることを知り、この会に入会して休暇を取り禅寺に3泊4日の修業?(勉強会)にも参加したことがある。

然し、よい結果は得られなかった。

森田療法の会の勉強会は私の知能がついていかなかったのだろうか?

その理論の理解が出来なかったのではと今では思う。

「ただ、あるがままに・・・」心の赴くままに・・・苦しみは、苦しみとして生活の中に受け入れる。

この会の会員は殆どの方が大学卒の方のようだった。

女性の方が多く70%くらいだったかな?

合宿中は昼はお寺の雑用作業をして、夜は5~6人のグループに分散して各人が自分の持っている悩(ナヤ)みをみんなに打ち明ける。

赤面恐怖、神経衰弱と強迫観念、各人 様々な悩みを持って参加され、それをなんとか治したいという期待が強い。

*今、想い直すと、この完治したい!なんとかしたい!と言う強い思いこそ、この病気?の最大の敵ではなかったかと振り返っている。

私も自分の、この突然 生じる胸の苦しさと呼吸困難を訴えるが、どうも皆さんとは悩みの種類が異なるようだった。

そうは言っても現実 急に動悸が激しくなり、呼吸も乱れ、このままでは死んでしまう!と言う恐怖感に襲われると症状はますます激しくなり、遂には顔面が真っ青になる。

身体に悪寒が走る。

急いでかかりつけの病院に行くも・・・・・。病院に着くと症状が収まる?

結果は何時も異常なし!

これらは自分の知られざる思い出したくない古い(30数年も前)思い出である。

仕事をしている時に、この苦しみを感じた時は、ほんとに、これでは死んだほうがましだ!と自殺も考えることもあるくらいだった。

勿論 幾ら苦しくとも一切 表(オモテ)には出さなかった。

仕事の内容も当時は未だ山留め土圧計算は手計算で時間が掛かった。

このような状態では計算を間違えることも再々で自分が自分の計算に信用できなくなるのだ!

計算書が出来上がっても、それに間違いが無いか?

何度?同じチェックをしたことか?

計算結果を見ても勘が働かない!

辛い時代だった。

相談する人もいなかった。

カミさんに話しても苦しみの内容を全く信用して貰えない!

「そんなに悪いのなら病院に言ったら?」だけである。

病院には数え切れないほど行っている。

何処の病院も診察、検査の結果は異常なし!

自信家のカミさんには私の症状は理解が出来ないようだった。

自分で解決するほかなかったのだ。

以下の続きはまた次回とします。



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
原因不明の病 (沼じじ)
2008-04-23 17:39:06
過去のこととはいえ、随分苦しく辛い時期を過ごされたのですね。
頼る医者が「異常なし」と診断されたのでは、本人の悩み苦しさはどこに向けると良いのでしょうね。

私の2~30代は山村の3~15学級の小さな学校の純朴な子どもと関わっていたためか、特に悩みもなく思い出を沢山残して過ごした期間でした。
返信する
沼じじさんへ (osamu)
2008-04-23 18:56:57
このような経験は形を変えて何方にもあることと想像しています。ただ、その方が口に出すか?出さないかの差ではないでしょうか?

30年前には解決されなかった病気も現在の医学は想像を超えているようです。それでもマダマダ解決できない病気もあるようです。

老いも「あるがまま・・・」と行きたいです。
何時も暖かいコメント 感謝しています。
返信する

コメントを投稿