敵・味方の判別のできない者は政治家にしてはならない。

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http://mainichi.jp/opinion/news/20131011k0000m070135000c.html　以下全文

余録:やせているのをからかわれた大神朝臣奥守…

毎日新聞　2013年10月11日　00時09分

　やせているのをからかわれた大神朝臣奥守（おおみわの・あそみ・おきもり）という人が相手の池田朝臣（いけだの・あそみ）にやり返した歌が万葉集にある。「仏（ほとけ）造る真朱（まそほ）足らずは水溜（た）まる池田の朝臣が鼻の上を掘れ」。「真朱」は朱色の水銀鉱石の辰砂（しんしゃ）、相手の鼻が赤いのをからかい返したのだ

▲辰砂は朱砂（しゅしゃ）、丹砂（たんさ）とも呼ばれ、水銀の精製や、顔料などに用いられた。奈良の大仏には金めっきのため大量の水銀が消費されたというから、先の歌もそのころか。こと顔料としての利用は縄文土器や土偶にまでさかのぼる

▲この水銀利用の長い歴史でどれだけの人がその毒性で健康を損なったのか。世界規模で水銀の使用や輸出入を規制する「水俣条約（みなまたじょうやく）」採択にあたって国連環境計画の事務局長は「水銀の影響を知りながら使い続けた長い旅を終わらせ、行動をとるときが来た」と訴えた

▲水俣病の反省から「水銀汚染防止への取り組みを世界に誓うため」と日本政府が提案したこの条約名である。約１４０の国や地域が参加した熊本市での会議で採択された条約では、水銀鉱山の開発が禁止され、体温計などの水銀使用製品も製造や輸出入が規制される

▲ただ途上国の小規模な金採掘での水銀利用はそれに依存する貧困層が多い。規制は難しく、条約では禁止までは求めなかった。ここは条約採択にあわせ、環境汚染対策での途上国への２０億ドルの支援や人材育成、技術援助を約束した日本が役割をしっかりと果たしたい

▲奈良時代に環境に排出された水銀も、今地球上のどこかを循環している。「水俣」が水銀汚染の惨禍の記憶のみならず、地球環境を水銀汚染から守る人類の連帯のシンボルとなる日はきっと来よう。

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つぶやき

　まことに優雅な喧嘩？です。水銀被害は天平年間にも既に存在していたようで驚きます。

 ＞地球環境を水銀汚染から守る人類の連帯のシンボルとなる日はきっと来よう。　　

水銀汚染から人を守らないといけないですね。でも未だそれが出来ないところもあるようです。

近代の放射能汚染も大きな問題ですが・・・・。　東電の水漏れは「モグラ叩き」のようです。　

何か？緊張感を感じません。　「チェルノブイノ・ハート」　？不確かですが　この映画（ＤＶＤ）は持っていますが２０分も見ておれなかったです。未だに全部見ていません。

遺伝子に及ぼす影響には寒気がします。管　元総理は「よい映画だった」と言っていましたが・・・何が良い映画ですか！　　　「ふざけるな！」と言いたいですね。

亜奴　何も感じていないのですね。　それに未だに「地球市民」を名乗っている学連崩れのセンゴクとともに痴呆政治家？には呆れて物が言えません。

 その前に日本人たれ！と言いたい。このような者に一票を投票する痴呆（地方）もあるのですね？　敵・味方の判別のできない者は政治家にしてはならない。

 一言　　「キャッチ・コピー」 が長すぎたかな？