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http://mainichi.jp/opinion/news/20130826k0000e070177000c.html 以下 全文
上海交差点:摩天楼ブーム=隅俊之
毎日新聞 2013年08月26日 12時43分
上海で最も高いビルは日本の森ビルが開発した「上海環球金融センター」だった。
高さ492メートル。100階の展望ブリッジは展望台としては世界一の高さで、そこから望む上海の街並みはまさに壮観だった。
そのすぐお隣で今月上旬、建設中の「上海センタービル」が高さ580メートルに達した。
最終的に632メートルとなり、中国で最も高いビルになる。
東京スカイツリー(634メートル)とほぼ同じ高さ。再来年に完成し、オフィスなどが入る予定だ。
一帯は世界中から企業が集まるビジネスエリア。家賃はとんでもなく高いが、需要はまだあるのだろう。
関係者は「上海の新たなシンボルになる」と胸を張る。それでも、首が痛くなるほど顔を上げて見ていると、何だか疑問もわいてくる。
湖南省長沙市では先月、世界一の838メートルを目指して着工した超高層ビル「天空都市」が、建設認可に必要な手続きをとっていないとして、建設中止を命じられた。
完成すればアラブ首長国連邦・ドバイにある世界で最も高い「ブルジュ・ハリファ」を10メートル上回るはずだった。
驚くのはその工期の短さ。外壁などを事前に工場で組み立てるモジュール方式で、わずか10カ月で完成するとされた。だが、強風や地震に対する安全性を疑問視する意見が続出し、計画は中止に追い込まれた。
統計によると、世界で建設中の超高層ビルの87%は中国にある。
今後3年間で、5日に1棟が完成するペースだ。だが、なかには都市の身の丈に合わないものも多い。
くだんの「天空都市」も内陸の一都市に過ぎない長沙市に必要かと言われると疑問が残る。各地では過剰供給のリスクも指摘されている。
中国誌「中国経済週刊」は「今の中国の摩天楼ブームは『成り金』的なひけらかし」と指摘。
「世界一の超高層ビルでその都市を世の中に印象づけることができると考えるのは、稚拙な考えだ」と批判した。
中国人はメンツを重んじる人々だ。
天に抜ける超高層ビルは、世界第2位の経済大国の輝かしい象徴。お隣に建ったからうちも、という気持ちは日本人にも分かる。
だが、メンツは虚栄心の裏返し。中国経済の危うさがささやかれる今日、足元を見直そうよ、という議論は決して悪くはないと思うのだ。(上海支局)
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つぶやき
日本の超高層 ビルは安全か?と問われれば・・・・素人ながら「分からない」と言うほかない。
そこには計算外の安全とはいいきれぬものがある。
それは震度5以上の地震に遭遇していないことだ。若しも震度7の烈震が来たら?或いはそれ以上の地震が来ればなんともいえないのだ。
想定外の一言ですますのかな?
また中国の高層ビルには えも知れぬ不気味感さえ感じている。理由は建設中の高層マンションが理由もなく完成まじかで自然倒壊?したことがあるからだ。
これが中国の高層建築施工に不安を感じている最大の理由であるが・・・
高層ビルのドミノ現象 ・・・そのようなことが起きないことを祈るのみである。
横須賀中央もSEIYU跡地に、横須賀一になる38階建てのビルが建設されていますね。
周りがそれほどの高さがないのに、どんな光景になるのだろうか?と思っています。
38階といえば低めの階高3.5m としても133m になります。 景観に及ぼす影響は環境アセスメントで調査されていることでしょう? やはり気になるのは地震災害でしょうか?或いはビル火事と言ったところでしょう?個人的には私が住むには5階までと思っています。
戦前のビルの高さは31m でした。これは旧建築基準法の高さ制限の百尺を単にメートルに直しただけです。
超高層マンションが停電したことがありますが20階以上に住む人は殆ど下でエレベーター回復まで数時間待ったそうです。勿論 トイレ等は直ぐに使えなくなります。なぜかと言うとビル内の方々が風呂やバケツに水を溜めたためです。 等 問題は多いですね。
消防自動車のハシゴが届くのはせいぜい20階くらいではないでしょうかね?横須賀にそのような性能のハシゴ車はないのでは?あるとしたら失礼ですが・・・。米国 超高層ビルが立ち並ぶ マンハッタンの地下は一枚の岩盤でできていると昔 聞いたことがあります。
横須賀の地盤はどうなのでしょうね?
下々の心配することではないか?・・・と言うことかも?
アホと煙は高きへ昇ると言いますが、高層ビル、地震、火事、怖いですね~停電、断水、エレベーター止まる。足の悪い人降りられない。
ニューヨークは岩盤なので強いと言われますが、関東平野のような危ない地盤では、地震で液状化現象だけでなく、基礎が緩みビルが傾く可能性大では?元は平野か埋立地ですぞ~
地震後、部屋が2~3cm傾くだけで平衡感覚がおかしくなり住めませんね~私はタダでもいやでありんす~
充分ありうる災害を想定すれば、まず東京に住むのが間違い、まして高層マンションなど~
アメリカの高層ビルが幾ら飛行機がぶつかり、航空燃料火災でで鉄が弱ったと言え、皆さん繰り返し見たように、あまりにもろく短時間で一気につぶれていく様を見れば、高層ビルは大変危険と思います。
閑話休題
空手のパフォーマンスで瓦を割るシーンがありますが、爺も若かりし頃数百枚できかないほど割りましたが。(廃棄する学校の瓦、許可済み)そこでアホなりに学んだこと。
まず硬い瓦は割れにくい、瓦同士がぴったりくっついているとさらに割れにくい、したがって真ん中が薄い、あるいは裏に瓦職人が半分に割りやすいように筋が入っている物を使うケースが多いです。
いい瓦なら、ぴったりで2~3枚がせいぜい、安物の中薄で10枚、筋入りならもっと割れます。上の一枚が割れる衝撃波が下に伝わりドミノ倒しのごとく、次々割れるのです。
重い氷ならわざと離して重ね、上の一枚が割れると、下は重みと衝撃波で自動的に何枚でも割れて行く原理です。ビルは居住空間が氷の空間に相当する上、氷より重いので、さらに一気に崩壊すると思います。
新築で倒れた某国のマンションは、基礎が手抜き、原因:リベート多大。地震→ドミノの可能性大。
日本ではあそこまではとは思いますが、耐震偽装事件もほんのこの前。ドミノにならないにしても、傾いて使用不能の可能性は?(東京の斜塔)では観光客は呼べない?
高層とは天に唾するバベルの塔のように思いますが、単なる僻み? 草々
メタボ拝
空手談義・・・興味深々で読みました。有難うございます。そのようなことは全く知りませんでした。純粋に瓦を割ったと思っていた単純な者でした。
なんでもタネがあるのですね。御礼に建築施工の失敗談を少し。
終戦直後の話ですが米軍家族の家を纏めて受注したのですが完成マジカで数棟の家の向きが正反対で・・・なんとできた家を持ち上げて反転させたことがあったそうです。私が下っ端の時の所長がその時の責任者でした。どのように施工したかは?まさに中国なみでした。もう その木造住は解体されてまますが・・・。大企業のやることではなかったですね。見え係りの布基礎(造ってない)は桟木にラスを張りモルタルを塗り それらしく見せたとか?聞いて驚きました。所長 曰く「背に腹は変えられぬ」 部下に話すことかよ~
4階建ての共同住宅で階段を逆周りに作り玄関扉を開ければストーン?踊り場はドアーのない反対側の端の壁・・・・な~んてことも聞きました。
屋上のエレベーター機械室にエレベーター昇降機械を入れる開口部がない・・な~んてことは再々?
もっも深刻なのは地下機械室(空調・発電)の排気口の煙突を忘れた事件もありました。
これは笑った事件?ですが某大学の校舎新築工事で学内敷地内に労働者の飯場を造った時に土方(ドカタ)が焼酎のつまみに学園内の鶏舎の鶏を絞めたのですね。・・・ところがこれが大学の学生の卒業研究の研究材(鶏)でしたから大変・「社長を呼べ!」な~んてことになったようです。これがどのように解決されたかは聞いていません。
尽きませんねえ~ くだらない話は・・・。失礼 余談が過ぎました。