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昨日(17日)は終日 家にいてゴロゴロしていて溜め込んでいるDVD映画を二本も見た。
見た映画は例により昔の映画で その中からイタリア映画を選んでみた。
「靴みがき」(1946年)と「ウンベルトD」(1952年)である。
共に暗い映画だったが特に「ウンベルトD」は老いて年金以外は無収入で家賃を溜めて部屋から追い出しを受けている老人と飼い犬の物語でありラストでは・・・たまらなく寂しく・・そして・・・結末で少し救われたものだったがその後は???である。
然し流石にイタリアである。老いても身嗜みは一流である。
我輩のホームレス・スタイルは考え直さなければ・・・。
1950年前後の「年金」では暮らせない悲哀の物語と言う映画だったが・・・今の日本にも通じるものがあるようだ。今の日本では「年金」より「生活保護」のほうが生活しやすいいらしい? ただ17000リラと言う貨幣価値がよく分からないので実感がイマイチだった。
17000リラが現在の日本の円で表すといかほどに値(アタイ)するかがよく分からない。残念。
「イタリア・リラ」
そこで当時のイタリアの紙幣の価値を調べたがよく分からない。
これが分かればより映画に対する理解も一層 深まったのでは?
今の日本でも橋下市長の言う「シロアリ公務員」も多いが「生活保護」を食い物にするシロアリ市民?も多いようだ。
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金言:招宴外交の曲がり角=西川恵毎日新聞 2013年02月01日 東京朝刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20130201ddm003070141000c.html 以下全文
金言:招宴外交の曲がり角=西川恵
毎日新聞 2013年02月01日 東京朝刊
<kin−gon>
外務省のホームページに半年前ごろから「公邸料理人」のコーナーが設けられた。在外の日本大使や総領事の公邸で働く日本人料理人の日常の仕事や活動を紹介していて、お堅い外交や国際政治の話が大部分を占める同省ホームページで異色のコーナーだ。
現在まで欧州、アフリカ、中東、アジアなど9カ国にある公邸がアップされていて、読むとなかなかに面白い。例えば途上国で働く料理人は皆一様に食材調達に苦労し、現地食材と和食をどう融合させるかに知恵を絞っている。
3年前からエジプトの日本大使公邸で働いている肥田誠氏は、和食になじみのないエジプト人のお客の口に合うように、茶わん蒸しにモロヘイヤのスープをかけたり、この国の食卓に不可欠なタヒーナ(ゴマのペースト)を和風にアレンジしてプリンにし、黒蜜ときな粉をかけたデザートにしたりして喜ばれたという。
公邸料理人は外交団のチャリティーなどにも参加して日本料理を披露する。つまり公邸はその国における和食の発信拠点にもなっている。
このコーナーを目にした時は少なからず驚いた。公邸料理人の仕事を世間一般に伝えることに外務省は消極的だと私は感じていたからだ。「ヘタに伝えると誤解を与える」と聞いたこともある。同省は大使や総領事が赴任する時は、和食の料理人を日本から帯同する制度を長年採用しているが、「お抱え料理人を連れて行ってぜいたくをしている」との批判が一部にあった。
同省があえてこのコーナーを設けたのは、帯同制度維持のために公邸料理人の実情を正しく知ってもらう必要があると考えたのだろう。実際のところ本来、料理人の帯同は大使夫妻の私的な食事のためでなく、外交活動のためである。公邸に客人を招いて食事でもてなす招宴外交は日本の外交を底辺で支える。友人を作り、信頼関係を広げ、その国の知識を深め、情報を収集する……。この積み重ねが日本の外交政策に生かされる。
ある大使OBは「食事を共にすることは、その時間、相手を独占できるということです」と言ったが、なかなか会えない要人を「おいしい和食を差し上げたい」と招待することは、世界的な日本食ブームの中で強力なカードである。この時、客人が満足してくれるかどうかは公邸料理人の腕にかかっている。
ただこの帯同制度はいま曲がり角にある。経費節減で大使が自腹を切って給与を補填(ほてん)したり生活環境の厳しい途上国に行くのを敬遠する料理人も多かったりする。帯同制度の維持は日本外交に直結する課題である。(専門編集委員)
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つぶやき ぼぴゃき
私が思うに外国にある日本大使館で一番日本のために効果のある働きをしているのがこの公邸料理人ではないだろうかと思う。
大使は気位だけ高くその責務を果たしていると思えないと思えることが多いと感じる。
昔 読んだ本の中に「石原裕次郎」を書いた逸話で彼(裕次郎)がある国に行った時にその国の日本大使館に呼ばれたので外国に来た以上は礼儀として大使館に行き挨拶はしなければ・・・。と・・大使館に赴くと広間に大使家族や その国に来ている事業家の家族が居て裕次郎一向を見て「あれが裕次郎だって・・・」とかなんとか言っているのが聞えた。
裕次郎は即座に「俺たちは見世物ではない。帰ろう」と大使館をあとにしたというくだりがあった。
ネットの上でも民間人の外国にある日本大使館の応対には怒り心頭に発している投稿が多い。このような記事を読むと外国にはとても行く気にならない。
大使館は国民のためにあるのでなく代議士の観光案内と自己の出世の段階にあるようにも思う。
以前 大使館の通信員が中国のハニートラップに会い「暗号解析」の要求を受け自殺した方もおられたがキャリアで これだけの覚悟のある人は聞いたことがない。
大使は天皇陛下から直接 辞令?勅令?を受けると聞いているが彼等にとっては ただ 出世のお墨付きの一枚に過ぎないようだ。
小泉純一郎代議士が橋本総理の親書を持ってアフリカのジンバブエに行き大統領に会う予定だったが一週間たっても一向に会えない。
そこで「なんで会えないのだ。出国前に連絡済みだろう」と大使に尋ねると
「この国では このようなことは当たり前です」と大使は平然として言う。
「何が当たり前だ。支援金を出しているのはわが国だ。もっと国のことを考えろ!」と・・・
「もう 大統領とは会う必要はない。総理に事情を話し今後のこの国の支援は考え直す」と帰国したことがあった。
この大使は小泉代議士を偏屈で変わり者と侮っていたらしいが?後に総理になる人物とは露とも思っていなかったようだ。同じ代議士でも大使の判断により格付けがあるのかも?
まして市井の民間人では ろくでもいない通り一遍の応対でしかなく期待する応対は望むべくもないのでは?
飛騨の里ライトアップに御付き合い頂、コメントを有り難うございました。
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2本の映画鑑賞で疲れませんか~?
さて晴れたり降ったりの目まぐるしい天候が続きますね!
今年は蝋梅や梅の花の咲が遅い様で早く梅の便りが届くようになれば良いですね。
('_')今朝は飛騨路の旅②高山祭を動画とDBでアップしましたので御付き合い頂ければ幸せます!
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招宴外交の曲がり角=西川恵毎日新聞 2013年02月01日 東京朝刊、・・・・・・。
詳しい説明で、大変によく分かりました。
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シロアリは現在の日本の癌のようです。