我輩は鮟鱇（アンコウ）か？

我輩は鮟鱇（アンコウ）か？

ＴＶのクイズ番組で「何故漁師さんは鮟鱇（アンコウ）鍋をするのか？」が質問にでた。

すかさず、我輩がしたり顔で

「それは“つるし裂き”ができるからだ！」と言うとカミさんが

「どうして？」と聞く

「つるし裂きは場所をとらないし、鮟鱇を捌きながら鍋に放りこめるし、鍋ものは身体も温まる」

「そう・・・・」

正解は鍋に薄く油を引いた後に鮟鱇をそのまま鍋にいれて蓋をして煮る。

水を入れないのに、やがて鍋がグズ・グズと煮立つ。

蓋をとればたっぷりと出汁（ダシシル）がありよく煮立っている。

ちと、不思議な現象であった。

「これは鮟鱇の身に水分が多く熱を加えると身から出た水分で鍋煮が出来上がるので貴重な水を使う必要がないためだそうだ！」が正解であった。

我輩のしたり知識はジャボン！！！

さらに説明は続く

「鮟鱇と言う魚は深海で　じ～としていて動かなく口先の擬似餌に寄ってきた小魚を瞬時にパクリと食べていて動かないので、その身は深海の水圧に耐えるように水分が多く含まれている、それで鍋に貴重な水を使わなくてもよいからだ！」と言うのが解答であった。

それを聞いていたカミさんが

「まるで、あんたみたい・・・」とおもしろそうに笑う。

言われてみれば正にその通りだ！

確かに我輩の身体は水分が有り余って足は浮腫んでいる。水分８０％だ！　

その浮腫み防止に足を締め付ける靴下を常に履いている。

居間では深海魚の如く、ちっとも動かず本を読むか？パソコンをしているか？暖房器のまえで昼寝をしているか？であり、たまに起きて怒鳴るのは

「おい　メシは未だか？」くらいだ。

ＴＶの番組変更も我輩は本を読みながらでも傍のカミさんに

「おい　○チャンにせい！」と怒鳴る。

かみさんは、たとえクイズをしている真っ最中でも黙ってチャンネルを替え、

「おい　お茶がいいな・・・」と謎を掛けると、これまた黙って席を立ち
お茶がでる。

何しろ動かない。

やがて我輩もアンコウの如く“吊るし裂き”にされるかも？

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鮟鱇鍋についての記事　↓（日経BP社ＨＰ）＊Google から検索

http://www.nikkeibp.co.jp/style/secondstage/kaiteki/shokukikou_080220.html

鮟鱇鍋（出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』）↓

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%82%E3%82%93%E3%81%93%E3%81%86%E9%8D%8B

人間の身体の水分　↓

http://www.suntory.co.jp/company/mizu/jiten/drink/dr_06_01.html


http://www.waterlife.jp/waterpedia/health/health01.html