アキノカタ・・・

アキノカタ・・・

恵方（えほう）を“明きの方（アキノカタ）”とも言うらしい？

太巻きの“巻き寿司”に包丁で切らないのは“縁を切る”ことを避けたとか？

今年は西南西のほうからいらっしゃる神様の恵みを丸ごと頂く贅沢な行事でもあるらしい？

毎年　神様がいらっしゃる方向に向かい“願い事“を念じながら寿司を丸ごと齧り食べるのは、我輩の子供時代にはなかった行事でもある。

大体　“恵方”そのものの“言葉”すらも我輩は知らなかった。

以前　カミさんの職場の人が「“恵方参り“で何処そこの神社に行った」とか聞いたことがあるが、その時に初めて”エホウ“と言う言葉を知ったのだ。

少し調べるツモリで買い求めたのが下記の本である。



ところで、きょうも横須賀中央のウエルシテイに行き早速この“恵方寿司”を買ってきた。

お店の売り場　↓と我が家で頂いた寿司”具”が７種類とか？



我が家のこの居間からの”恵方”は丁度　玄関の方向になる。

大きな口をあけて求めた太巻きの寿司を齧ったが、椅子に座り後ろ向きで食べるのはきつい！

一口齧ったあとは東に向いて楽な姿勢で食べた。

もうこの年だ！

余り欲張るのもな～ァ

そのあとで、ふとカミさんを見ると、なにやら美味しそうに食べている。

「おい　それ・・・何だ？」

「これ？豆だよ」

「一人で食べるな！俺にも呉れよ！」とカミさんの持っていた箱を取り上げた。

そこにはピーナッツをキャラメルで包んだ大豆だった。

食べると甘くて美味い！

あっと言う間に食べつくした。

「あら！もうないの？」

「だからだめなのよ～そんなに甘いものばかり食べて～」

それでも未だ、もの足りない。

「何か？ないか？」

「お店から貰ってきた豆まきのいり豆ならあるよ・・・・」

「持ってきな！」　いり豆を食べるのも久し振り！

これまた、あっと言う間になくなった。

年の数にヒトツ足した数だけ食べるといいらしい？が幾つ食べたか分からないうちに全部食べてしまったようだ。

袋を見ると３０ｇ入りとあった。

「おい！もうないか？」

「ない！」あっさり断られた。

「そんなに食べて・・・だから太るのよ～少しは自分のことも考えたら？」

カミさんは我輩が座っている場所から見ると、その方向は丁度“鬼門”に当たる！

鬼門にカミさんが座っているから我輩の厄は避けられているのかな？

カミさん一人で胃がん、肺ガンなんでも大病を背負っている！

雑魚は我輩の分担らしい？