立ち上がった時に・・・

立ち上がった時に・・・

テーブルから立ち上がった時によろめいた。

両手にしっかりと力を入れて、わが身をテーブルの上で支えたにも関わらず身体がよろめき、こけそうになる。

右手の手首が痛い！

近頃はテーブルから立ち上がるのに両手の力で身体を支えるのも力がはいらない。

腕を鍛える？必要が出てきた。この歳で・・・・・。

歳だな～と感じる。立ち上がる脚力が衰えたのかも知れない。

それに手の筋肉も衰えて身体の重さを支え切れなくなったのかも？

先日、女優小山明子さんの夫の大島監督の介護の話の一部を偶然、深夜便で聞いた。

身体の不自由な監督がベットから捕まり棒を掴み一人で立ち上がったのを見たときの嬉しさを語っておられた。

立つのも大変な努力を必要とされる方も居らしゃる、歩くのが膝が痛いと文句を言うバカもここにいる。

その中で小山明子さんが

「大島は私を裏切ったことが一度もない！だから私も彼を支える気持ちが変わらない」

芸能界という華やかでゴシップの多い世界で全くそのようなことが無いのは我輩から言わせれば“奇跡の人“としかいいようがない。

世の中には、全く手のつけられない真面目な人も居られるのだと感心した。このことをカミさんに話すと・・・・。

カミさんも、この部分はしっかりと聞いていたらしい？
なにやら、いいたげだったらしいが？なにも言わなかった。

我輩は太り過ぎの原因が分かっているのに痩せる努力をしない阿呆である。

大体我輩に努力と言う言葉は当てはまらないのだ。

近頃は、カミさんが歯を磨け！と煩く言うようになった。

「歯を磨かないと歯の周りの菌が心筋梗塞を起こす原因になると」といい始めた。

どこで仕入れた学説か？我輩は寝る前に口をゆすぐか？

磨き粉をつけないでブラシのみで済ます。

どこで見ているのか？よく見ている。

ここ数日、夜中に急に目が覚め、変な言いようのない不安な気持ちになる。

身体を動かすのも力が入らない。どうにか腕を動かし脈を診る。

そのような時は大体　脈も弱っていて脈が分からない。

落ち着くのだ！と自分で自分に言い聞かせ再度、腕を動かす。

だるさを押して脈を診る。

微かに脈は感じるが非常に弱く、遅い、そして暫く止まる。

脈が無いときはユックリと一つ・二つ・三つと数える。

４～５秒も止まることもある。随分と長い。

その後は松五郎の「破れ太鼓」よろしく脈の乱れ打ち？だ。

あとは、このままで、なにがあっても、いいと静かにしているのみだ。　

そのまま眠ることもあれば心臓の不整脈と気持ちの悪さが朝まで続くこともある。

朝　目が覚めると、ああ　今日も生きていた。

今日は何をするかな？とぼんやりした頭で考える。

そのまま「真っ向法」をする時もあれば、身体を捻る簡単なこともやる。

５～１５分くらい？やって起き上がる。

起き掛けに冷たい水をコップ一杯で薬を飲み、パソコンに向かう。

今日の午後は太極拳の練習日だ。

午前中は画像の練習をするか？読みかけの本を読んで過ごすか？

まだ朦朧（モウロウ）とした頭では・・・・・。考えが定まらない。

今朝の血圧は「１２９－７９－４５」！脈も測定中に数回落ちている。

昨日の血圧をみると「１６１－９２－４７」このようなことで一喜一憂しても仕方ない。

ケッ・セ・ラ・セラ～・・・・・

窓から見える空は梅雨曇りだ。