ジムから帰ってお決まりの昼寝をして起きる時 両わき腹の後ろ(背中?)がピリッと痛む。そのまま寝た身体を捻ると更に痛む。
痛む背中に気をつけながら・・やっと起き上がった。
少しジムで泳ぎすぎたかな?
やっと立ち上がったところで両手を振りながら軽く身体をよじる。
やはり痛みが走る。
膏薬を貼るか?・と・・カミさんが使っている隣の部屋の鏡の前で痛む背中の両脇を見るが・・・見た感じは異常はないようだ。
然し膏薬は貼ったほうがいいな?と思いモー○ス・テープを貼ろうとしたが手が届かない。
「お~い 居るか?」大声でカミさんを呼ぶ。。。
近頃はカミさんも耳が遠くなったのか来ない。
居間に戻るとカミさんは例により「漢字クイズ」に夢中である。
「おい! ちょっと来てくれ」何事かとカミさんが後ろについてきた。
鏡の前で「ここに膏薬を貼ってくれ」・・・と膏薬を渡す。
カミさんは黙って渡された膏薬を「この辺りだ」と言う我輩の示すところに貼ってくれた。
「う~ん こればかりはお前に頼まないと出来ないか?」と思いつつ鏡を見ると
「垂直に貼れ」と言ったのに左右 気の向くままに斜めに貼ってある。
「おい 垂直に貼れといっただろう!」と怒鳴ると背中がピリッとする。
剥がし始めたらしい・・・慌てて「そのままでいい!」とまた怒鳴る。
「こんどからはちゃんと貼れ!」と怒鳴り散らしたが・・。
膏薬を貼ったあとは・・・背中がヒヤリとして気持ちがよい。
こればかり(膏薬を貼る)はカミさんの手を借りないと出来ないなァ~
多少は感謝しなくていけないか?と思ったが「有難う」は言わなかった。。。
カミさんも心得たもので・・・うん とも すん とも言わないで居間に帰った。
///////////////////////////////////////////
牧太郎の大きな声では言えないが…:ムショは「福祉施設」
毎日新聞 2012年06月19日 東京夕刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20120619dde012070006000c.html 以下全文
牧太郎の大きな声では言えないが…:ムショは「福祉施設」
毎日新聞 2012年06月19日 東京夕刊
2件の殺人事件で無期懲役となり、仮釈放を放棄、現在もLB級刑務所に住む「美達(みたつ)大和(やまと)」という人物が、自著「刑務所で死ぬということ−無期懲役囚の独白」を贈ってくれた。
見ず知らずの人である。
LB級刑務所とは……刑期10年以上の長期受刑者をL級。悪質な罪状、あるいは再犯受刑者をB級。つまり、この道?の頂点に君臨する刑務所。全国の矯正施設77カ所のうち、LB級は7カ所しかないらしい。
その頂点の刑務所に住む人物からのプレゼント? ちょっと身構えてしまった。
でも、読み出してみると理論的で、分かりやすい。何よりも文章が「愛情」に満ちている。「外に出るのが怖い囚人」というクダリは意外だった。
長期刑であればあるほど、娑婆(しゃば)に思いをはせ、出所が決まれば大喜び、と思っていたが「出所=慶事」ではないという。
「出所したくない、外に出るのが怖いと涙ぐむ囚人を何人か見ている」という。
出所しても……家族がいない、頼れる人がいない。それに、カネがないが致命的。所持金は刑務作業に対して支払われる(10年以上務めて)20万〜50万円程度。これを使い切ると、行くところがないから「無銭飲食」で刑務所に戻ってくるケースが大半だという。
.そこまで読んでいたら……テレビで「大阪ミナミで、新潟刑務所を出たばかりの男が男女2人を殺害した」というニュース。まるで、この本の内容を証明する事件が起こった。
暴発した動機は……「住み家もなければ、仕事もない。生きていくにはどうしたらいいか考えるうちに自殺を思い立ったが、死にきれず、人を殺せば死刑になれると思った」。この男は通り魔になってしまった。
メディアは「精神鑑定が必要」と言うが、それ以上に考えさせられるのは「出所したけれど生きていられない現実」である。
1年に1万数千人が仮釈放。彼らをサポートする保護施設は全国に104カ所。2327人しか保護できない。
親兄弟から縁を切られた天涯孤独の“ムショ帰り”の行く先はやっぱり、我が家のような刑務所暮らし。
再犯高齢者でいっぱいの刑務所はエレベーター、バリアフリー完備の高齢者棟までできて……彼らの「獄死の家」は“福祉施設”になっている。(専門編集委員)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私のぼやき
自分の背中 一つ何も出来ないなんて・・・これ以上 歳をとればどうなる?カミさんは「あんたは重たくて わたしにゃ あんたの面倒は とても看 切れないよ」と言う。
公益ホームは満室だし私営のホームは経営がはじょうする心配がある。
これでは なんとかしてエレベーター、バリアフリー完備の「ムショ」にでも入ったほうがいいようだ。
カミさんに そう言うと「好きなようにしな・・」だって・・・・
痛む背中に気をつけながら・・やっと起き上がった。
少しジムで泳ぎすぎたかな?
やっと立ち上がったところで両手を振りながら軽く身体をよじる。
やはり痛みが走る。
膏薬を貼るか?・と・・カミさんが使っている隣の部屋の鏡の前で痛む背中の両脇を見るが・・・見た感じは異常はないようだ。
然し膏薬は貼ったほうがいいな?と思いモー○ス・テープを貼ろうとしたが手が届かない。
「お~い 居るか?」大声でカミさんを呼ぶ。。。
近頃はカミさんも耳が遠くなったのか来ない。
居間に戻るとカミさんは例により「漢字クイズ」に夢中である。
「おい! ちょっと来てくれ」何事かとカミさんが後ろについてきた。
鏡の前で「ここに膏薬を貼ってくれ」・・・と膏薬を渡す。
カミさんは黙って渡された膏薬を「この辺りだ」と言う我輩の示すところに貼ってくれた。
「う~ん こればかりはお前に頼まないと出来ないか?」と思いつつ鏡を見ると
「垂直に貼れ」と言ったのに左右 気の向くままに斜めに貼ってある。
「おい 垂直に貼れといっただろう!」と怒鳴ると背中がピリッとする。
剥がし始めたらしい・・・慌てて「そのままでいい!」とまた怒鳴る。
「こんどからはちゃんと貼れ!」と怒鳴り散らしたが・・。
膏薬を貼ったあとは・・・背中がヒヤリとして気持ちがよい。
こればかり(膏薬を貼る)はカミさんの手を借りないと出来ないなァ~
多少は感謝しなくていけないか?と思ったが「有難う」は言わなかった。。。
カミさんも心得たもので・・・うん とも すん とも言わないで居間に帰った。
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牧太郎の大きな声では言えないが…:ムショは「福祉施設」
毎日新聞 2012年06月19日 東京夕刊
http://mainichi.jp/opinion/news/20120619dde012070006000c.html 以下全文
牧太郎の大きな声では言えないが…:ムショは「福祉施設」
毎日新聞 2012年06月19日 東京夕刊
2件の殺人事件で無期懲役となり、仮釈放を放棄、現在もLB級刑務所に住む「美達(みたつ)大和(やまと)」という人物が、自著「刑務所で死ぬということ−無期懲役囚の独白」を贈ってくれた。
見ず知らずの人である。
LB級刑務所とは……刑期10年以上の長期受刑者をL級。悪質な罪状、あるいは再犯受刑者をB級。つまり、この道?の頂点に君臨する刑務所。全国の矯正施設77カ所のうち、LB級は7カ所しかないらしい。
その頂点の刑務所に住む人物からのプレゼント? ちょっと身構えてしまった。
でも、読み出してみると理論的で、分かりやすい。何よりも文章が「愛情」に満ちている。「外に出るのが怖い囚人」というクダリは意外だった。
長期刑であればあるほど、娑婆(しゃば)に思いをはせ、出所が決まれば大喜び、と思っていたが「出所=慶事」ではないという。
「出所したくない、外に出るのが怖いと涙ぐむ囚人を何人か見ている」という。
出所しても……家族がいない、頼れる人がいない。それに、カネがないが致命的。所持金は刑務作業に対して支払われる(10年以上務めて)20万〜50万円程度。これを使い切ると、行くところがないから「無銭飲食」で刑務所に戻ってくるケースが大半だという。
.そこまで読んでいたら……テレビで「大阪ミナミで、新潟刑務所を出たばかりの男が男女2人を殺害した」というニュース。まるで、この本の内容を証明する事件が起こった。
暴発した動機は……「住み家もなければ、仕事もない。生きていくにはどうしたらいいか考えるうちに自殺を思い立ったが、死にきれず、人を殺せば死刑になれると思った」。この男は通り魔になってしまった。
メディアは「精神鑑定が必要」と言うが、それ以上に考えさせられるのは「出所したけれど生きていられない現実」である。
1年に1万数千人が仮釈放。彼らをサポートする保護施設は全国に104カ所。2327人しか保護できない。
親兄弟から縁を切られた天涯孤独の“ムショ帰り”の行く先はやっぱり、我が家のような刑務所暮らし。
再犯高齢者でいっぱいの刑務所はエレベーター、バリアフリー完備の高齢者棟までできて……彼らの「獄死の家」は“福祉施設”になっている。(専門編集委員)
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私のぼやき
自分の背中 一つ何も出来ないなんて・・・これ以上 歳をとればどうなる?カミさんは「あんたは重たくて わたしにゃ あんたの面倒は とても看 切れないよ」と言う。
公益ホームは満室だし私営のホームは経営がはじょうする心配がある。
これでは なんとかしてエレベーター、バリアフリー完備の「ムショ」にでも入ったほうがいいようだ。
カミさんに そう言うと「好きなようにしな・・」だって・・・・
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