
静かな初夏?
「おい、ここのところお前 随分と静かになったな~ァ?」

最近 カミさんの怒鳴り声が何故か?余りしなくなった。
「お前どこか?悪いのか?」

「どうかしたの?~」

「最近のお前は嫌に静かだからさ~」

「どこも悪くないよ!」

「どうして?」

「近頃 お前の怒鳴り声がしなくなったから、おかしいと思っただけだ!」

「いつもと、なにも変わってはいないよ」

「ふ~ん・・」

それにしても静かだ!本を読んでいてもカミさんの呼ぶ声が聞こえない。
いつもなら、何かあると
「ちょっと、ちょっと!・・」

我輩もことによると?と変に感じてはいたが?まさかと思いながら
きょう、補聴器屋さんに行ってきた。
お店に入るや
「○○さん、こんにちは この使っている補聴器どうも壊れたのでしょうかね~ェ?」

「随分と聞こえが悪くなったようなのですが?」

その補聴器をなにやら機械にかけて計測されていたが、やがて
「どこも悪くなってはいませんが?」

「性能が落ちてきたのかな~ァ?」

「いいえ 性能は変わってはいませんよ」

「どうも、近頃TVの声も家の中での声もよく聞こえないのでね~ェ」

「てっきり補聴器が壊れたと思って来たのですが?」

「今 調べたところでは補聴器には異常はありませんが?」

「ちょっと待ってください。今 お時間ありますか?」

「ええ 大丈夫ですが?」

「では 耳の検査をして見ましょう」

と言うわけで思いもしない聴力検査を受けた。
小さなキャビンに入りレシーバーを両耳にかけてピーピー・ブーブー・キーキーいう音を聞いてボタンを押す。
やがてレシーバーに「はい終わりました」

検査測定図を我輩に見せながら、
「この線が5年前の聴力です。こちらの線が今 計った線です」

「これでは、もうこの補聴器はだめですか?」

「いいえ、この補聴器の感音のレベルを今 調整してあげましたから・・・」

「つけてみてください」

補聴器を改めて耳に差し込む。
意外や!意外!よく聞こえる。
「アリャ~これは、またよく聞こえますね~」

「この補聴器は壊れてはいなかったのですね」

「ええ大丈夫ですよ」

「でも 気になるので最近の性能のいい奴を買っておきたいのですが?」

というわけでカタログの説明と値段を聞いた。
製作には一週間かかるということだった。
値段もかなりする。ドルにして2千$をいささか出る。
この際 買っておくか?
予定の機種 ↓

「家に帰り大蔵大臣と相談してきます」

我輩の耳が悪くなったのを静かになったと錯覚をしていた。

オドロキ・モモノキ・サンショのキと きたもんだ。
さてっと 家に帰りカミさんになんと説明をするかな?
我輩は胃の全摘手術を受けて胃のないカミさんに
「お前の身体の具合が悪くなったのでは?」

自分の耳が悪くなっていたとは露とも思っていなかった。
先ほど、このことをカミさんに言うと、あっさりと
「買えば~」

全く拍子抜けしたな~~ァ

幾ら?とも聞かない?普通なら「値段は幾らくらい?」と聞きそうなものだ!

なんだか癪にさわるな~

カミさんも呆けてきたのかな~ァ?

また、悪者を人の所為にしていた。くそ爺である。

そういえばきょうも暑かった・・・

これでは新幹線の「のぞみ」ではないが
「みなさま~次の停車駅は~ ナ(無)ツ~ウ~(梅雨)」と(梅雨)を通り越していきなり夏(ナツ)になりそうだ。
くだらない駄洒落だ!

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太極拳の動画をいれる 初めて拝見する楊式85式太極拳。↓
太極拳楊式古式85式_王流_JUNKO#1
楊家の古式太極拳85式は、一部の華僑賢者の中で、心身の健康と 、全てのものと一体であることに戻る仙人修行、そして道教の思想 などに流れる陰陽合一としてのこの世の理解など、内丹術といわれ る不老不死の秘訣を会得するための修養法として長い間行われて現 在まで引き継がれているものです。その華僑賢者の王氏から私の先 生が師事したものを私が師事し行っています。この套路のビデオを閲覧される皆さんへ ...
説明文 ↑ NO1
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YOUTUBE アップの説明文です。私は古式楊式85式は聞いていましたが拝見するのは初めてです。表演の時間が長いのでオリジナルに従い4回に分けてアップします。
さらりと書かれているが大変重い言葉に感じます。私など老化で少しきこえが悪くなっても大騒ぎしています。
奥さまの「買えば~」はご主人を理解していれば当然ですよ。
今よりきこえの良い、耳に合う補聴器が見つかることを願っています。
風邪など引くと更に聞こえなくなります。