6月15日から17日の3日間、開幕300日前の大阪・関西万博を盛り上げるイベント「あべてんフェス」が天王寺公園エントランスエリアで行われました。16日には、大阪芸大「落語研究寄席の会」の漫才コンビが河南町をアピールしました。<森下菜穂>
【動画ニュース】「万博300日前!あべてんフェスが開催 芸大生も出演 」(2024年7月2日アップロード)
近鉄沿線の市町村が観光スポットやグルメを紹介するイベント「あべてんフェス」が、6月15日から3日間にわたって天王寺公園の「てんしば」で行われました。
6月16日は、最高気温が31度近くまで上がった蒸し暑い曇り空の下、市町村のブースでは、特産品や農産物が並べられ、日曜日ということで、多くの家族連れやカップルが訪れました。
河南町のブースには、芸大生がデザインした横断幕の下にワゴンを出して、米や野菜、珍しい古墳などをアピール。
河南町の綺麗な水で作られた地元産のヒノヒカリは、柔らかな味わいに特徴があります。
大小二つの円丘を合わせた全国的に珍しい双円墳の「金山古墳」をかたどった、古墳クッションが並べられていました。
(写真:河南町ブース)
広場のステージには大阪芸大「落語研究寄席の会」の漫才コンビ「マンドゥマン」が登場。「河南町といえば、イチジクやんけー!」と紹介すると、会場からは笑いが起きていました。
パフォーマンスを見ていた来場者は「河南町の魅力を面白くPRしていて印象に残った」と話していました。
「マンドゥマン」の坂本喜弥さん(放送学科・先端メディアコミュニケーションコース3年)は、「河南町の魅力を分かりやすく面白く伝えられる漫才になるよう、意識しました」と話していました。
ブースを出展した河南町役場まち創造部農林商工観光課の立華良太さんは、「遊び場も安心して集まれる場も良いとこいっぱいある河南町をもっとみんなに知ってもらいたい」と、汗をかきながら町のPRに懸命でした。
(写真下:落語研究寄席の会写真提供、マンドゥマン)
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