11月4日(土)と5日(日)の2日間、大阪芸術大学学園祭2023が、河南町の東山キャンパスで開催されました。両日とも晴天に恵まれ汗ばむほどの夏日で、「ビヨンド×リバウンド」のテーマどおり、4年ぶりに入場制限のない学園祭は飲食模擬店の復活などで勢いを取り戻しました。<小畠綾花>
(写真:2日目は午後からくもったものの人出はとぎれなかった 2023年11月5日午後 天の川通りで)
2日目の11月5日も学園祭が始まる10時前にはたくさんの来場者が11号館のゲート前に並び、受付ではパンフレットと、メインビジュアルの絵柄が入ったウェットティッシュが配られました。
(写真:11号館前の受付 2023年11月05日午前)
天の川通りでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止していた飲食店を合わせて22団体の「一般企画」の模擬店のテントが並びました。やきそばやたこ焼きを販売する店、スーパーボールすくいや野球盤に挑戦できるブースなどが賑わいました。
総合体育館2階回廊ギャラリーでは、7年ぶりに作品展「ソレイユ・ルネサンス」が復活。絵画や立体作品のほか映像作品の上映もあり、総合芸術大学らしいコーナーに。
(写真:模擬店で賑わう天の川通り2023年11月4日午後)
(写真:「ソレイユ・ルネサンス」の会場の様子2023年11月5日午後)
総合体育館第1アリーナで行われた「Main Stage2023~鉄板焼き協奏曲~」では、オーディションで勝ち抜いた学生がバンド演奏などのパフォーマンスを行い、会場を盛り上げました。
毎年恒例の「てづくり横丁」。今年は「てづくり横丁’23丁目―とろけるグラビティ―」というサブタイトルがつけられ、例年よりも多い100ブース以上が出店。第2食堂全体を使用して、学生や院生、副手が自作のグッズなどを販売しました。
(写真:「Main Stage2023~鉄板焼き協奏曲~」で盛り上がる場内2023年11月5日午後)
(写真:「てづくり横丁23丁目―とろけるグラビティ―」の会場の様子2023年11月5日午前)
初日から2日目昼過ぎまで秋晴れの晴天に恵まれ、最高気温は25度を超える季節外れの夏日に。9号館前や6号館前では、ヒーローショーやアカペラのパフォーマンス、大道芸ショーなど、屋外パフォーマンスが行われました。
校舎内ではお笑いショーや演劇、演奏など、各団体がそれぞれの特色を活かした催しが開かれました。
(写真:ゲーダイガーと記念撮影 2023年11月04日午後 天の川通りで)
(写真:6号館前広場でパフォーマンスするむつごろう雑技団 2023年11月4日午前)
今年度の学園祭について、飲食模擬店を運営していた学生は「今年から飲食解禁で、学園祭を盛り上げたいと思って企画した。来場者もかなり多く、学園祭初日は14時で店をしめることになり、提供できないお客さんがいて申し訳なかった」と話すほどの盛況ぶりでした。
大阪市内から来た来場者は「にぎやかで芸大ならではの学園祭だった。去年なかった飲食の模擬店があったのが一番よかった」と楽しそうに話していました。
了
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます