松本セイジさんによるミューラル(壁画)のライブペインティングが、10月24日から31日の8日間行われ、20号館ピロティ裏に新たに「ねずみのANDY」などがカラフルなパステルカラーで描かれました。<狭間 翼>
(写真:ライブペインティングを行う松本セイジさん)
松本さんは大阪芸大美術学科出身で、卒業後はデザイナーとしてキャリアをスタートしました。ニューヨークで本格的にアーティスト活動を始め、これまでに東京、ニューヨーク、ロサンゼルスで個展やアートイベントで作品を発表しました。
イラストには、松本さんが描くアート作品のキャラクター「ねずみのANDY」と共に、カラフルなパステルカラーで「EVERYONE IS DIFFERENT」と文字が大きく描かれていて、「みんなが同じではない。違いがあるからこそ良い」という松本さんから大阪芸大の学生に向けたメッセージが込められています。
(写真:完成したイラスト)
20号館ピロティ裏には、実際に松本さんがイラストを描く様子にデザイン学科の学生が集まり釘付けになっていました。ライブペインティングを観た学生たちは、「シンプルながら1目見ただけで印象に残って(イラストに対して)愛着を持てます。小さい子から大人まで、たくさんの人に愛されるイラストだと思います」と嬉しそう。
「大阪芸大での時間は、間違いなく今の自分を作っている大きな要素。またこの場所で絵を描けるのがうれしい」と松本さん。
8日間かけて行われたライブペインティングは、31日に完成を迎え、松本さんは、「一週間描いてみてとても楽しかったです。学園祭などでいろんな方に(自分のイラストを)観てもらえる機会があってうれしいです」と笑顔を見せました。
(写真下:ライブペインティングを行う松本セイジさん)
了
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます