ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

旅to記憶

2011-06-18 12:09:53 | 旅行
 昨日は所用があって徳島県徳島市国府に行ってきました。
 高知県安芸郡から徳島県に出かける道は2本です。基本的には国道55号で向かうのですし後は山道です。北川村から北に向かい二又から東洋町野根に。どちらにしても未だ高速道路網も出来ていないことから時間のかかることでした。
 室戸周りで往復しました。

 途中は思い出深い場所も結構ありましたから、退屈することはありませんでしたね。



 地域高規格道路日和佐道路の入り口に架かる橋です。
 四国の道を考える会を通して活動をしている関係で、この道が一部でも完成したときはうれしかったですね。ただ色がねライトブルーですから奇異に映りました。




 今回の旅で特に注目をしたのは山です。徳島県の南部地域の山は高知県東部地域のそれと比べると針葉樹の植林が少ないですね。さらに竹林がどんどんと広葉樹の林に広がりそして手入れもされず荒れ放題といった感じでした。もったいないと思うのですが高知県東部地域でも荒れようは似たようなものですから、自然と人間の共生関係が、ここでも崩れていたのです。



 阿南市の立花湾にある火力発電所です。この付近で今回検問に引っかかってしまいました。助手席にいた私がシートベルトをしていなかったのです。申し訳なかったですね運転していた方に。



 日和佐の道の駅です。ここには「足の湯」がありましたね。時間があればゆっくりしたかったのですが、雨もやんでいませんでしたから、少し休んで出発。



 懐かしい場所です。
 2009年の四国の道を考える会を牟岐町がここで開催してくれました。
 なかなか大変な作業だったところだけに記憶に新しいところです。



 徳島県の最後の場所、宍喰の喫茶店で一休みしました。
 いついっても喫茶店としては一流です。
 食事は今回しませんでしたが、いつもなら豚のしょうが焼きです。
 量も多くおいしいですから。

 帰ってきてもまだ雨模様でしたね。
 楽しい一日でした。
 
にほんブログ村 地域生活(街) 四国ブログ 高知県情報へにほんブログ村

遠出

2010-12-10 22:57:08 | 旅行
 今度の日曜日。12月12日に愛媛県宇和島地区に出かけます。なはり浦の会の2010年の研修旅行です。
 旅の予定としては、宇和島市津島町に向かい、古い町並みを見ることにしています。そして昼食は宇和島市丸の内の料亭で昼定食です。
 丁度駅伝大会の開催日だとかで、道路閉鎖と重ならないように動かなくてはいけません。

 最後に宇和町の古民家群を覗いて帰ることになります。

 全員で20人ちょっと。多分楽しい旅になることでしょう。

 久方ぶりのバスの旅です。

小休止

2010-08-16 00:35:31 | 旅行
 JTBが関西から送り出している観光ツアーが、夏真っ盛りの暑さが原因だろうか、小休止となっています。

 9月になると、順調に客が集っているようですが、このお盆の季節、四国はよさこい祭りから、阿波踊りとビッグイベントが目白押しですからね仕方なしといったところです。

 まあここ2週間ぐらいをかけて、話題の総点検をしてみようかなと思っています。
 説明をしないと、単に山道をバスに乗って回るだけなのです。
 誰かが詠いました。分け入っても分け入っても青い山。そんな感じなのです。

 おかしなもので、聞き手の笑顔が増えると元気が出るから不思議です。
 6時間もぶっ続けで話すのですから疲れないはずはないのですが、面白いものです。

 それに、定年を過ぎたご夫婦が、旅に出て四国の東から西まで2泊3日で回ろうとするのですから、元気な方々です。幸せな方々です。旅なれた方が多いですね。

 9月になるとまた、連なってお出でになるようです。

 笑顔がいただけるといいですね。
 ただ問題はこちらの体調です。体重を落とさないと又腰痛が出るかも。

 

 

気になったこと。

2009-12-02 20:27:07 | 旅行
 11月末に、徳島県牟岐町に行ったことは先日書きましたが、ちょっと気になることがありました。

 高知県でも最近多くなってきたのですが、国道沿いの飲食店が閉鎖されたのかシャッターが閉まったまま放置され、駐車場にロープが張られているのです。

 ときどき食事をしていた店も、なくなっていました。郊外型の店舗が厳しくなったということなのでしょうか。

 店に入って食事をする余裕もなくなったということなのでしょうかね。
 
 今回は助手席に座っていたもので、特にきょろきょろして、見ていたのです。
 
 高知県側でも何箇所かそうした元店舗がありました。
 明るい話題はないなあ。

 これから正月に向けて少しでも明るくなるよう、誰か何かしてほしいな。

 旅が好きな者にとって、食事をする場所がなくなるって事は、向かう先の魅力が半減するってことですから、まずいよね。
 うまいものがなくなるわけでもないのでしょうが、探す時間的な余裕が無い旅が多いものですからね。

 都会に向かう旅、たとえば東京へなどの旅はどうでもいいのですが、田舎から田舎に向かう旅は、食べる楽しみは絶対ですから。
 そういえば、高知県東部地域で「うまいもの」ってなに?。
 あるかなあ??。

行ってきましたよ。

2009-10-28 08:45:39 | 旅行
 1泊2日でしたが、高知県西部の梼原・津野の両町を高知県東部の若手行政職員と散策してきました。
 写真は天狗高原です。相変わらずここはいいです。視覚的にはこの場所は高知県ではないですね。阿蘇の草千里とかそうした印象です。
 今回この場所に行った理由は風車発電施設の確認とセラピーロードの散策のためです。
 風車は羽根の直径30M。設置費用は一機2億円。梼原には2機の風車がありましたね。売電によって年間4000万円ほどの収入を梼原にもたらせております。

 セラピーロードは、かつて天狗高原への小道を利活用して整備されました。
 紅葉がまぶしく、心地よかったです。
 この道。木のチップを敷き詰めてありました。歩くと少し弾力があって膝に無理がかからず、少々の雨でも歩けるのです。滑らないですからね。こうした道は2度目でした。かつて行ったスイスの連邦工科大学のキャンパスの中にこのような木のチップを敷き詰めた道がありました。そこを歩いた記憶がよみがえってきました。

 ガイドの方にいろんなお話を聞きましたよ。
 これはなに、これはと教えていただきました。
 往復2KMは歩きましたね。さらにススキの原も歩きましたよ。これも2KM。
 爽快でした。山の頂上付近を散策する贅沢ですねえ。鳥形山の掘削されているのも遠望できましたよ。どんどんと山がなくなっていますね。これからまだ300Mほど掘り下げるそうです。山が丘になるといった感じかな。
  

 まあ多くの方が平日にもかかわらず、来てましたね。食堂もいっぱいでした。
 梼原町内でも色々と発見をしましたよ。
 明日の報告です。

倉敷美観地区

2009-10-03 22:12:21 | 旅行
 昨日、野暮用で急に岡山県に行くことになりました。

 車で朝7時出発。良いですねえ。早起きは。

 倉敷美観地区は用事が終わって高知に帰ろうとしたとき、「ふと倉敷に行こうか」と同行者が言ったのです。

 いいねえ。それが良い。

 高梁市を通過して倉敷へ。一直線でした。
 あいも変わらず、美観地区は観光地としては一級品です。ちりは落ちていないしちょっとした配慮があるのです。

 今日紹介するあそこの配慮。場所の確認に駐車場の係りの方に聞いたのです。

 そうしたら、何気なくポケットから地図を出してきて「これをどうぞ。」

 その地図には「倉敷てくてくマップ。」と書いてありました。

 こちらは「ありがとうございました。」それしか言うことがなかったのです。

 さりげなく、「どうぞ。」良い感じでした。
 残念ながら到着が遅くなったので大原美術館には入館できませんでした。まことに残念でしたね。
 いつもながら観光客はいっぱいで、店・店はお客さんであふれておりました。笑顔にあふれておりましたよ。

 商店街をあのように歩く、大勢で歩く姿は久しぶりです。観光客でしょう、案内の方を先頭に歩いておりました。何組もがね。
 そう、ボランティアガイドの方を見かけました。すごいテンションで説明をしておりましたよ。身振り手振りはやはり熱意を感じました。20人も引き連れておりました。なかなか難しいことです。丁度瓦の説明をしておりました。

 おなかもすいていたので、美観地区のレストランで「ままかり定食」をいただきましたが、おいしかったです。

 今日は朝すぐ行った、場所が暴風雨に荒れていたのでしょう、哀しくなっていたのですが、ここに来て、救われました。

 哀しくなった理由は、あす「田舎の理屈」として書きたいと思います。
 

 題は「悲しい現実」です。

切られる木。

2009-09-10 06:36:38 | 旅行
 昨日、古くからの友人と2人で松山に行ってきました。「ゆっくりいこうや。」

 多分1人だと、高速に乗っていったことでしょう。機械を取りにトラックでの旅でした。

 海岸をひたすら走ります。桂浜街道も少なかったですね。時間が早かったからでしょうか、思ったより人が少なかったね。
 それから、仁淀川の西岸を北上、伊野町に向かいます。
 まあ、彼の電話も私のものも鳴るのです。ありがたいのですが、やはり電話のないように神経がいっているのでしょう、あのあたりの記憶がないのです。誰と誰とどんな話をした、といった記憶があるのにね。やはり運転中の電話はよくないのでしょう。私は助手席ですがね。

 伊野町で33号線に合流。 ひたすら松山方面に向かいます。

 佐川町や越知町も久しぶりの訪問といった感じでしたが、道路沿いの店舗が店を閉めているのです。高速道路が出来た影響でしょうかね、通行量の減少が廃業に向かったのでしょうか。シャッターやカーテンで仕切ったり、ロープを張って駐車場に入れないようにしたり、・・・。寂しいことです。

 どのあたりだったか、田んぼの側の大きな木を切っているのに、出くわしたのです。大きな木でした。もう既に半分ぐらいの枝を小切っておりましたが、またまたさびしくなりました。あの木、100年近くたっていたであろうになあ。4~5人の人がチェ-ンソーを使ったり、ロープで枝を引いたりして、まあ効率的作業ではありましたがね・・。大人2人で手をつないでも届かないぐらいの、太い木だったのです。邪魔にもなるまいになあ。

 松山はあいも変わらず、街中に緑が多くてきれいだったねえ。
 用事はすぐに済んで、すぐに帰路に着いたことでしたが、帰りの時間には、木は立ってはおりませんでした。

 都市は木を植えようとして、田舎の風景からは100年の時間を経た木も消えてゆくのです。

 店も閉まるのですが、そのうち人もいなくなるのでしょう。

 寂しいことです。

 

 

京都へ行こう!!。

2009-07-02 10:43:45 | 旅行
8月の22日(土)か23日(日)に奈半利町から京都行きのバスが出ます。

京都市岡崎公園内にある京都市美術館で開催中のルーブル美術館展を鑑賞するために、仲間と出かけることにしました。

今回は17世紀のヨーロッパ絵画が中心で、フェルメールやレンブラント。ベラスケス、ムリーリョ、ラ・トゥール等すごい作品群が展示されております。

行かねば。行かねば。