ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

365日。

2010-06-30 21:32:01 | 日記
 いつの間にか、という印象です。このブログを書き始めて、365日が経過しました。

 ひょんなことから、ブログを書き始める事になったのです。最初参加している団体のHPで書いていたのですが、内容がHPにそぐわないとの指摘があり、独立した次第です。

 今考えると自らのブログを準備して「良かったな。」と思っています。ブログをどのように準備したらいいのか、そうした知識もなくて、参加していたSNSの友人に指南していただいてのブログ開設でした。この場所を通して新たな友人知人が増えて、交流の幅が拡大しております。ありがたいことです。

この365日で閲覧数が77,349件。訪問者が32,774人。
 うれしいねえ。感謝感謝!!。

 今日はお客さんが結構多くて、忙しかったね。

 ただ残念なことが一つありました。



 昨日元気がなかったメダカがついに死んでしまいました。
 随分と長い間生きていてくれたんですが、ついにといったところです。

 2010年生まれのメダカもすでに100匹以上がすいすいと泳いでいますが、成魚はこれから少しずつ、残念ですが減ってゆきます。
 1円玉は直径2cmですから、この成魚は4cmオーバーだったのです。
 長生きをしていたんだけどなあ。このレベルの成魚が後10匹程度残っています。

 高知県の安芸郡のような田舎でも徐々に少なくなってきたメダカです。

 明日からまた新たな1年が始まります。

 

day.

2010-06-29 23:57:37 | 日記
またまた、メダカの稚魚が水槽の中で誕生しているようです。透明感のある本当に小さな存在が、必死に泳いでいます。

 激しい雨でも、メダカはもともと水の中にいるのですから、ぬれることには関係ないとしても、餌をやる人間のほうに若干の問題がありますから、水槽の前に立つ頻度が減ってしまいます。また降って来そうですから、水槽から水を少し出しました。

森林鉄道に係わる観光ガイドについては、自分なりのガイドストーリーを作っていますが、色々入れたい話が多すぎて、長くなっています。全部喋るとバスを止めないといけないのじゃあないかな。何かおかしいですね。
 しかし、新しい形の観光事業が始まりそうですから、高知県の東部地域にとっても、いい話なのですが、課題はまだまだ多いのです。

午後、図書館に行ってきました。最近よく本を読んでいます。深夜徘徊する習慣を改めて、読書三昧といったところです。いい傾向です。

 借りてきた本は、「神話と日本人の心」河合隼雄著、以下全部で5冊、2週間ほど借りられます。また楽しむことが出来ますね。河合さんは、かつての文化庁長官。京都大学名誉教授で臨床心理学者です。
 彼の書いた本は、難解な内容をさらっと読ませてくれます。

 道路に係わるイベントに関しても、少し整理をする必要が出てきました。
 アイデアは広がるばかりですが、できる内容については限界がありますので、選択の時期です。この時期って楽しいのです。ただ時間がかかって仕方がないのですが、他に方策はないのです。それほど才能がないという現実に向き合っております。
 高知県の東部地域では未だ地域高規格道路の整備も出来てないことから、地元のメッセージを出す必要があります。

 今晩もやっぱり南アフリカに意識が向いております。
 今、前半が終わったところ。
 0-0です。
 眠くなったので、・・・・・・・。

 

2days.

2010-06-28 22:55:44 | 日記
洗濯物が翻っています。母が朝早くからゴトゴトとなにやら動いていた成果です。

さらに、今日は祖母の命日だったことから、墓地にいって掃除をし、手を合わせてきました。

 森林鉄道のガイドの件でも、道路の完成記念イベントの件でも、色々と情報が始まり始めました。うれしい限りです。

 少し仕事もやりました。高知市内で事故が起こってしまい、事故処理をする事になりました。現場に行ってあげればいいのですが、残念ながら遠距離だとちょっと難しいですね。
 それに、雨が続いたことで、出来なかった作業を少しやっつけました。
 ホームセンターにいって素材を買って、差し込んで雨だれが跳ねるのをシャットアウトしたのです。なかなかの出来です。

 そういえば最近うまいものを食べてないような、気がしております。
 明日安芸市にでも出かけて食べようかなあ。

 そうです。今日は休肝日です。心静かにベットに入りましょう。

 

3days

2010-06-27 22:07:00 | 日記
重苦しいほどの曇り。なんだか上から押さえつけられているようでした。

昨夜拝命したイベントの事務局について、何ができるか考えていました。森林鉄道のガイドにかかわる準備と、平行してやることになるのですが、まあなんとかなるでしょう。

 ほとんど、何がなんだか分からない状態での突然の事務局拝命でしたから、改めて考えてみたところです。
 内容については、あまり変わったことは出来ないですし、時間もなく、予算もないのです。いつものことですから、驚きもしませんが、やろうじゃあないかとする意欲が感じられて、うれしくなるような、楽しくなるようなそんな気持ちです。

 供用開始前の道路を使って、イベントをするだけですから、こなせるでしょう。
 北川村の方々との共同作業です。
 奈半利と北川の間をつなぐ地域高規格道路の一部がやっと供用されることになる記念のイベントとなります。



改めて午後雨がやんだことからちょっと行ってきました。
 もちろんのことですが、立入禁止の表示がしてあって、入ることは出来ませんが広い場所です。距離にして1900M。往復すると歩いて1時間かかります。

 車が走り始めると、出来るはずもないことを、やってみようと思っているのです。

 この場所は、8月7日には、楽しい遊びの場に変わるのです。

4days.

2010-06-26 21:18:30 | 日記
 凄い雨が降っています。朝起きて先ずやったことは、メダカの水槽が屋外にあるため、水が溢れかけていましたので、まず水を出し、餌をやってから洗面をしました。

 今は2010年に生まれた稚魚がほとんどですから、水槽から水が溢れると体力のない稚魚は流され,そのままロストとなってしまいますから、水位管理は重要なのです。
 また水槽が8個もあると大変ですが、世話をする30分が楽しい時間なのです。

午前中は、あちこち出かけて話をすることにしたのです。本当は室戸に行く予定だったのですが、この雨ですから仕方なしといったところです。

 午後は少し事務所の掃除をして、森林鉄道の資料を読んでいました。
 ガイドをする日時は迫ってくるわけですから、情報を頭に入れる時間が必要なんです。

 しかしこの量です。生半可では全部覚えられないですねえ。
 使いこなしての資料ですから、これから大変です。

 私が今まで話してきた建物にしても、単体ではこれほどの量は、ありません。
 先日、「あきれました。」と書いたほどです。

 勝手な想像ですが、資料を作った方の「あきれるほどの情の深さが、森林鉄道に対してあったと思っています。」

 海岸部に住む私達とは違う、密度を持った思い入れが、資料の量になったのでしょう。あれもこれも、はずせなかったのですし、そうした選分ける作業は受け取る側に依存しているのです。「いるものだけ、話す側が必要だと思うものだけ使えばいい資料なのです。

 それほど森林鉄道は、山間部に住む方々にとって、なくてはならない交通機関だったのです。「命の保障はしない。」といわれる鉄道だったのですが、それしかなかったのですし、それが出来たときの喜びの程は、海岸地域に住む私達とは違っていたのです。

 まとめる作業を今もやっています。
 しかし6時間話すのです。簡単な作業ではありません。

 しかしながら、出来上がると満足感、達成感を感じることが出来るでしょう。

 我が家の家族は、私のことを「あきれています。」なんでそんなことをするのかと。
そんなことをする時間があれば、仕事をすればいいのにというのです。
 いいではないですか、やっていて楽しいのですから。
 全国に地域活動をしている仲間がいますが、皆あきれるほどの忍耐力と活動範囲、密度を誇っております。

 流域共同管理。以前高知大学で教鞭をとっていた教授の発想です。地域活動を活発にするには、流域を全体として捉え、上流と下流の意識を一つにして、互いに情報を交換しながら、夢を共有するしかないのです。上流には上流の理屈があり、下流にも同様なことがあるのですから。
 そう、「限界集落」これも彼が作った言葉です。厳しい言葉ですが現実をよく表しています。高知県東部地域の山間部は、今、ほとんどこの限界集落化しているのです。
 彼の作業も具体的にはあきれてしまうほど、極端です。大学教授なのですが、地下足袋をはいて、こつこつと取材をします。私たちともしっかりと時間をとって議論をしてくれました。他の人があきれるほどの、熱意を持って、技術を駆使して作業を繰り返していたのです。
 私は尊敬に足る人と出会うと、あきれることのほうが多いのです。よくやるよなあ。

 またメールが来ました。森林鉄道の資料です。

 全部で100P近くの量になるようですが、頑張って頭に入れましょう。
 それから、自分流の話法を作る作業に入ります。

先ほど、会議があり、新たに予定していなかった事業に参加することになりました。
 
 8月7日に地域高規格道路を使って、供用開始前にイベントを開催する実行委員会に参加することに急遽、決まってしまいました。
 忙しいのに、仕方なしです。

 私の役割も、何かあるでしょう。

 

 


5days

2010-06-25 21:47:52 | 日記
今日は、いい日になりました。サッカーでいい試合を見たのです。
 大きな相手選手をまえに、小さな日本人選手が運動量で勝っていました。
 予選通過おめでとう。

 多分皆、見ているんだろうなと思いつつ、テレビの前で動けずにいました。

 前半の2点で予選突破は確信したのですが、すっきりと勝ちたかったので、今日はいい日です。
 若者たちのように、騒ぐほどの元気もないことから、静かにエールを送っておりました。


 午前中は森林鉄道の講習会があって8:00~16:00までバスにのって事前研修だったのですが、急遽変更。

 午後には、事務所で資料を頭に入れる作業をしていたのですが、還暦が近いわが大脳は受付をしてくれないのです。以前だったらすぐに受付ぐらいはスルーだったのになあ。

 今日から参議院選挙が始まったのですが、深夜の試合がすべてを吹き飛ばしてしまいました。マスコミも予選通過に酔っております。

 雨がメダカの水槽にも落ちて水面を波立たせています。

 明日は今のところ、車で室戸に行く予定です。

6days

2010-06-24 22:52:15 | 日記


今日、午前中は参議院選挙のポスター張りのお手伝いをしました。

 奈半利も広くて、山間部まで行ってきました。
 そう、奈半利地点シリーズの場所、発見となりました。

 午後は南国市のレストランで、仕事の打ち合わせをする事になり、ついつい長くなって、2時間も喋っていました。
 相手が会社のおじさんでなければいいのに、仕方なしです。





 帰りは、ちょっと買い物をしてきました。買ったものはビール。

 いつの頃からか、缶ビールになってしまっている。以前は瓶ビールばかりだったのに、妙なことを考えていました。

 しかし最近、疲れるなあ。寝よ。

7days

2010-06-23 21:48:13 | 日記
 面白いことを考えました。
 
 このブログを書き始めて、今日で358日なのです。
 あと一週間で、1周年の記念日になります。

 何かないかな、何か記念になりそうなことが出来ないかどうか、考えたのですが、単にカウントダウン日記を書くことにしました。

 今日は、久しぶりにメダカの水槽の掃除をやりました。結構稚魚が増えて2010生まれが、多数派になりました。ここから2ヶ月ぐらいの期間、順調に育ってくれると、放流が可能になります。頑張ってみましょう。

 それに、森林鉄道のガイド資料がメールで届いたのですが、なにしろ35Pもあるのです。あきれますね。
 これを1週間で頭に入れなければなりません。

 ま、なんとかなるでしょう。

 

ガイド事業。1

2010-06-21 16:25:33 | 森林鉄道物語
 大手観光会社JTBが、高知県東部地域。とくに森林鉄道の跡地を観光対象として事業を展開するそうなのです。」
 時期は6月の29日から9月30日まで、94日間連続でバス1台、42名を案内するというのです。

 大手観光会社の力は凄いねえ。4000人近い動員力なのです。



昨日北川村で会議が招集され、私も準備もせず参加をいたしました。

 面白い作業になります、普段は奈半利の登録文化財のガイドをしているのですが、今度は中芸地域のガイドをする事になります。

 問題は概ね2点。第一は情報不足。中芸全域の情報並びに森林鉄道の情報が不足しているのです。これについては早急に対応することにします。

 2点目は、これが大問題なのですが、主催者があまりにも脆弱でよくわからないこと。

 情報は調べれば分かることなのですが、組織ネットワークについては主催者の意向が分からなければ、新たに提案しなければならないのです。

 今回の主催者は森林鉄道の保存会のようなものか。
 中芸=森林鉄道でもないし、単に鉄道の説明だけなら、主催者だけでやれば良い。

 「金を払うのだから、協力してくれ」だけだと、熱も冷めるというものです。

 今度は25日に会合があります。さて彼らからどんな提案が出てくるのか、期待して待っていましょう。

駆け抜けた人 2

2010-06-21 10:23:04 | 高知県東部人物列伝
「尚亭先生」そのように言う方々は多い。そのままの言葉で彼の人となりを、いい表しているのでしょう。
 大阪に移ったのち、大正13年(1924)、甲子書道会をおこして、「書の研究」を創刊するのです。この雑誌、お世話になった方は多いのではないでしょうか。
 もしかしたら、今でも出ているんじゃあないのかな。
 もちろん「尚亭先生」はいませんがね。

 特別に選ばれた人達だけでなく、多くの大衆を相手として、書の普及と研究に精力的に取り組むのです。

 名著とされる「楷書階梯」、「随所に鋭い見識が見られる」と評されている「書道史大観」にしても、門外漢の私には真の価値について理解できるはずもないのですが、彼の周辺から綺羅星のごとく、多くの人材が輩出するのです。
 桑原翠邦、金子欧亭、手島右卿、高松慕真、南不乗、間介浦、・・・。
 もっと評価されてもいいのではないだろうか。

 そのように思います。
 高知県安芸市には、「安芸市書道美術館」が昭和57年に設立されておりますし、川谷尚亭の作品もたくさん所蔵されていますので、一度見にいってはいかがでしょうか。

 会館当時に行ったときは、印象としては暗い感じだったのですが、最近では誠に刺激的な場所になっています。

 こちら側の目が違ってきているのでしょう。
 書は「美しいと思えるもののひとつ」なのです。

 しかし、理屈は全く分かりません。
 単に、美しいと思えるようになってきただけなのです。
 それに、一度にたくさんの作品を見ると、疲れます。

 人生50年、・・・夢、幻の如く也・・・。
 人の世を「駆け抜けた人」と題をつけました。
 今の世、恐れられる人、金儲けのうまい人は多い。
 しかし尊敬される人は少ないのです。

 川谷尚亭。えらい人です。リーダーですね。