ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

2011夏の散歩noおまけ

2011-07-08 10:16:25 | 好きなもの
 ちょっと散歩をしたのです。30分ほどだったのですがね。

 歩き始めると、すぐにこんなものがありました。
 頑張っています。



 街中のアスファルトの隙間から芽を出して、堂々と花を咲かせています。
 こんな状態になっているほど、街中は人が歩いていません。
 シャッター商店街です。



 人の家の庭に好い感じの植え込みがありました。
 今この時期に赤い葉は、目に付きました。



 古民家の基礎石です。
 昔の職人さんは偉いね。何度か地震にもあっている筈なんですが、それこそかみそりの刃も入らないほどの精密さを誇っています。
 こんな力作を見るとうれしくなります。
 私の石垣作りも、これほどの作品を残せるまで、技術力を向上させることが?
 気力も根気もないしなあ。
 現実と向き合うと、いやになるのです。



 これなんかも、ちょっとした工夫と、職人さんの感性の発露といったところ。
 なにげなく石塀の上に瓦を載せて、かっこいい造作を見せ付けています。
 漆喰作業もそのうちなんとかやってみたいね。
 自分でやってみないと、わからないことが多すぎるのです。



 石塀もいろんな表現があります。石も平べったい形状のものを選び、モルタルで留めてあります。ここの家の石垣は、7つ積みのオーソドックスなものから、このようなモルタルを多用したものまで幅広い内容を持っています。
 多分完成したときには、ちょっとオシャレな、新しい垣だったのでしょう。

 30分ほど歩いて、これだけありました。
 花も結構たくさん咲いています。
 歩くのに、退屈することはありません。

 ただ、散歩の途中、一人しか出会わなかった。人がいるのかね。
 いまどき散歩などという、暇な人はそれほどいないのかもしれないね。

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食卓に

2011-07-06 06:08:27 | 好きなもの
 色づきはじめました。
 はじめて我が家にできたトマトが、それらしくなってきました。



 近寄ると、匂いがして、葉に触るとトマトのにおいがします。
 トマトですからね。

 これから熟れたものから順番に、食べることが出来ます。
 なんかうれしくなります。

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美術館訪問

2011-06-02 01:39:57 | 好きなもの
 今日は午後所用があったことから、高知市内に行った関係で帰途美術館に寄り道をしてきました。



 山岡コレクション181点の作品を見てきました。
 先日行ったのですが、終了間際だったことから会場に入れなかったのです。
 今日は午後3時ぐらいだったかな、時間はたっぷりありましたから、ゆっくり見ることが出来ました。

 シャガール展と館蔵の「シュールレアリスムとコラージュ」の会場まで足を運びましたから、今日は優に200点を越える作品を見たことになります。

 しかしおかしいのはこうした場所では時間の感覚が麻痺することですね。時間を意識しなくなるといった方が正解かな。感覚がなくなるのです。
 それに、すこし雨も降っていた平日の午後だったからでしょうか、他に観客もあまりいなくてその場所の空間を独占しているような気になっていました。

 静かでしたし、ちゃんと作品が呼んでくれました。
 「もっと見ろ」「チャンと見んといかんろう」

 そうしたときには、素直になります。ただ見終わったときは疲れます。



 第1会場から次の会場に向かう廊下の向こうにボテロの裸婦像がドテッと横たわっていました。
 あいも変わらず存在感抜群です。

 帰り際に水の空間を通るとき、水害が起きたときの事と、美術館ホールで主催コンサートをやった昔のことを思い出していました。

 

 ときどき水面に小雨がぽつぽつと落ちていました。

 今日一日で多くの作品に向き合ったのですが、印象に残っているのは10点ぐらいかな。
 記憶が鮮明な内にそうした作品について書いてみようと思います。
 疲れているのですが、妙に寝ることが出来ません。
 変な気分です。

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プチ園芸

2011-05-26 07:43:41 | 好きなもの
 やっと小さな実がついてくれました。久方ぶりの園芸です。
 花が咲き、受粉をして実を付ける。自然の営みがあります。



 2週間ほど前だったか、安芸市の立仙という園芸店の前を通りかかったことで、トマトの苗を2株購入したのです。どの苗が好いのかよくわからなかったことから、他の苗より少し高いものにして、かって来ました。それ以来何かと思いつくまま出来るだけの世話をしていたのです。

 植物はえらいねえ。世話さえすればちゃんと育ってくれます。たぶんおいしい実をたくさん付けてくれるでしょう。

 80歳を越えた母が妙に喜んでいます。今まで我が家では野菜を育てることなどなかったのです。目の前にスーパーマーケットがあり買い物に不自由はなかったのですから。

 今年はもう何種類か野菜を作ってみますか。水槽のメダカも喜ぶかもしれません。水槽もすでに8個にもなりましたから、これ以上増やすというわけにもいかないのです。

 植物を前にしたり、水槽の前で作業をするときは、なぜか楽しいですからね。
 しかし一株のトマトの苗から何粒の実が取れるんだろう?
 カウントしてみよう。


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我が家の満開

2011-05-19 08:53:43 | 好きなもの
 我が家の庭から明るい話題です。

 いろんな花が咲き誇っているのです。



 随分と大きな株になって株分けが必要です。



 あまり派手な花でもないのですが、壺の横で咲き始めると、いい感じなのです。




 ピンクの花が結構永く咲いてくれます。
 メダカも順調というか、我が家のメダカは多産系なのか、毎日毎日チッチャイ卵から稚魚が躍り出ています。


 これから暑くなるなあ。
 元気でやっていこう。

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2011中芸の春の花

2011-04-25 10:21:40 | 好きなもの
 4月も終盤ですから、今年の春の花々を紹介します。
 野の花々といっても、全く自然の花とだけともいえず、種を蒔く人たちの感性に乾杯したくなります。



 この花々を見ながら、黒澤明監督の「夢」という作品のことを思い出しておりました。
 そのまんま、雛祭りですね。ピンクと黄色と緑が目に飛び込んできました。



 梨の古木をカットしていたのですが、芽が出て枝を広げて花が咲いています。
 植物ってのは「えらいねえ」。人間では、首を切られて生きているなんてありえないのに、木は新しく命を育みますからね。



 特別な何もないのに、印象的でした。
 一工夫で周囲と素晴らしい空間を作ってくれます。



 写真を撮れといわれたような気がして、シャッターを押していました。
 花にも引力があるようです。

 次は夏の花に期待しましょう。

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移ろう季節。

2011-04-17 00:24:12 | 好きなもの
 今日の午後は例によって、花の谷の作業に行ってきました。
 安芸郡北川村宗の上は春から夏に向かって準備を始めておりました。



 車で宗の上に向かっていると、道路沿いにある花が妙に印象的でした。
 名前も分からないのですが、結構あちこちにありましたね。



 これ、何だろう。誰か知っていたら教えてください。
 白い花??。



 発見です。モミジの苗がたくさん生えていました。自然に実が落ちて発芽したものでしょう。何処かに移植しましょう。



 作業中ちょっとした事故があって、指を石で詰めてしまいました。真に痛かったです。
 初めた頃には全くなかった事故でしたが、「慣れ」と共に集中力が散漫になっていたのでしょう。
 患部を冷やそうとして、谷に下りると流れる水面に白いものが浮かんで流れていたのです。最初何がなんかわからなかったのですが、山桜の花びらが散って渓流の上空で舞い、渓流に落ちて流れていました。つい見入ってしまいました。

 久方ぶりの感動でした。美しかったです。
 何で一人でこんなところにいて、妙に感動している自分に??。

 何時行っても花の谷はイイバショデス。

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再登場。

2011-04-02 07:23:10 | 好きなもの
再登場です。

昨年11月に、奈半利町で演奏会を開いたシロクマ楽団が今度はモネの庭・マルモッタンに登場するそうですよ。

昨年は、奈半利町のホテルでの演奏会でしたが、今度はモネの庭・マルモッタンでの午前中の演奏会です。

 日時 2011年4月9日(土)午前11時
 場所 モネの庭・マルモッタン

 場所としては、あいそうですね。

 700円の入園料で演奏まで聴けそうですから、お暇な方は是非どうぞ。

 JAZZは、なんといっても楽しいですからね。
 花一杯の中で音楽を楽しむのも、一興です。

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ミモザ

2011-03-17 17:49:05 | 好きなもの
 一枚の絵。モイーズ・キスリングの作品で「ミモザ」と題されているものです。

 

 先日参加しているSNSの中で、素敵なご両親にミモザと名付けられた女性が結婚したとの記事を拝見したのです。久方ぶりのGOODNEWSだったことから,コメントを出したのです。
 そのとき、この絵画が頭をよぎったのですが、作者の名前があやふやで調べることになってしまいました。

 ご紹介します。モイズ・キスリング作、「ミモザ」です。圧倒的な明るい黄色がキレイです。たしかパリ市立近代美術館の所蔵作品です。
 どこか東京の美術館で移動展があり、この作品を見たのです。

 キスリングはエコール・ド・パリの画家達の中では、幸せな人生を送った少数派の一人です。陽気で面倒見のいいリーダーだっとそうで、モディリアニやピカソ・藤田やパスキン達とも交流がありました。
 私は、彼の多くの作品群の中では女性像が好きですね。圧倒的な迫力をもち、愁いを帯びた表情は官能的ですらあります。



 鮮やかな色使いなのですが、すっきりとしています。画家の力量の術でしょうね。
 彼の描く人物は多くの場合、印象的な目を持っています。記憶に残る目です。

 彼はどんな人だったのか。モディリアーニが書いたキスリングの絵画が残っています。
こちらをじっと見つめています。静かなインテリなのでしょうが、やはり目が印象的ですね。


 キスリング。ポーランドで生まれてフランス、パリで大成し「モンパルナスの帝王」と呼ばれた画家です。
 新たな人生の門出をくぐったミモザさんのこれからの人生が幸運なものでありますように。
 
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うまかった。

2011-02-06 10:13:38 | 好きなもの
 この干物。うまかったですねえ。
 鮎です。

 噛んでいると、あ~~っという感じです。
 鮎といえば塩焼きですが、これもいけます。

 酒の肴としてはAランクです。

 食物には相性ってあると思うのですが、鮎干物は独特な”味”があって、かつ酒の味の邪魔をしないからいいのです。

 一昨日北川村でゲットしました。食べ終わってから「あ!写真を撮ってない。」

 というわけで、一本だけの写真になってしまいました。
 いつもながら、私は友人に恵まれています。

 「ありがとう。おいしかったです。」
 昨夜イタダキマシタ。