もう10年ほど前から私の本棚にある本。「職人」という題です。永六輔さんの本です。
ちょっといい話だと思います。
「若い作家を育てようと思ったら、その作品を高く買うことです。茶碗一個百万円でも買うんです。その値段にめげるようじゃあ職人です。作家としては伸びません。それでも、つくれば一千万円にでもなるんです。あとは名声と評判だけで動きます。一個百万円の無名で若手の茶碗なんてあるわけないんですから、商売です、商売」
「若い仕事は若いだけじゃあダメなんだ。若いのに老巧でなければ、若いことの意味がないんだよ。」
「自分の作品を自分で売るようになると、品がなくなります。自分の子供を自分では売らないでしょう。」
「名声とか金は、歩いたあとからついてくるものだった。名声と金が欲しくて歩いている奴が増えてマスねえ。」
懐かしく改めて読んだ、いい時間でした。
最近町中に職人さんがいなくなりました。
鍛冶屋さんや、時計屋さん、自転車屋さんもいなくなりましたね。写真屋さんもいない。
最近調べていた商店街の中に棺桶屋さんがあったそうですが、定かではありません。
「職人気質という言葉はありますが、芸術家気質というのはありません。あるとすれば芸術家気取りです。」
「批評家が偉そうに良し悪しを言いますけど、あれは良し悪しじゃあなくて、単なる好き嫌いを言っているだけです。」
なるほどなるほど、納得のいい話です。
「 」の中の意見はホンの中の言葉です。
田舎の理屈も通せるものなら通してみたいものです。
ちょっといい話だと思います。
「若い作家を育てようと思ったら、その作品を高く買うことです。茶碗一個百万円でも買うんです。その値段にめげるようじゃあ職人です。作家としては伸びません。それでも、つくれば一千万円にでもなるんです。あとは名声と評判だけで動きます。一個百万円の無名で若手の茶碗なんてあるわけないんですから、商売です、商売」
「若い仕事は若いだけじゃあダメなんだ。若いのに老巧でなければ、若いことの意味がないんだよ。」
「自分の作品を自分で売るようになると、品がなくなります。自分の子供を自分では売らないでしょう。」
「名声とか金は、歩いたあとからついてくるものだった。名声と金が欲しくて歩いている奴が増えてマスねえ。」
懐かしく改めて読んだ、いい時間でした。
最近町中に職人さんがいなくなりました。
鍛冶屋さんや、時計屋さん、自転車屋さんもいなくなりましたね。写真屋さんもいない。
最近調べていた商店街の中に棺桶屋さんがあったそうですが、定かではありません。
「職人気質という言葉はありますが、芸術家気質というのはありません。あるとすれば芸術家気取りです。」
「批評家が偉そうに良し悪しを言いますけど、あれは良し悪しじゃあなくて、単なる好き嫌いを言っているだけです。」
なるほどなるほど、納得のいい話です。
「 」の中の意見はホンの中の言葉です。
田舎の理屈も通せるものなら通してみたいものです。