ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

記憶に残る寄席

2011-10-11 07:39:19 | Vision East
 わが町には音楽とか、こうしたイベントに適したホールなどという施設はありません。

 今回も古い工場跡をつかって寄席を開催しました。

 10月の8日のことです。
 そして寄席は昨年に引き続いて2回目です。

 なにかしら開催をするときには、準備が大変なのはやったことのある方にはお分かりのことでしょう。



 普段の入り口は閉めて幕をはりました。ここが演壇の裏にになります。



 椅子を並べて、ステージを作り、音響関係やら照明関係の準備をして、それからリハーサルです。



 加領郷小学校の子供達が前座として登場をする関係から、準備中の現場に到着です。
 これから、この場所で公演ですから、少し緊張をしていました。



 リハーサルも順調に終わって、さて開演です。

 子供達の落語は演目が「平林」「時そば」「はつてんじん」の3席。2人づつの6人でやってくれました。

 本番はリハのときよりずっと出来がよく、本番に強い子供達でした。
 落語というジャンルを越えて、お芝居を見ているようでした。



 満員のお客さん方も十分満足してくれたようです。



 古今亭菊六さんが登場して、話し始めると記憶に残るような事が頻発したのです。

 まずは、艶話をしていて、佳境に入ったところで、こうもりが飛び始めたのです。
 菊六さんも何かやり難らかったのでしょう、途中で演目を「短命」に代えるほどでした。さらに花火が上がり始めて、マア賑やかなこと。これにも参りました。
 ドンドンという音が気になって、話し手も、聞き手も、話に集中できなくなったのです。スタッフとしてもどうしようもなく、ただ終わるのを待つだけといった感じでした。

 さらに、終わりごろでした。最後のいいところで、防災無線が鳴り出して、見事におちを付けてくれました。

 菊六さんも、これには苦笑いをするしかありませんでしたね。

 この寄席。当分記憶に残ることでしょう。ないよね。こんなこと。

 後の祭りとしては、PA等の片付けや戸締りをさせていただきましたが、最も大変だったのが駐車場の仕切りを移動させる作業でした。重かったですね。これは。

 来年の秋には真打昇進が決まっている菊六さんの前途を祝して、その晩は一人で乾杯をしましたよ。



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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すみません・・・ (林鉄子)
2011-10-11 20:54:33
ふくろう親父様

すっかり忘れていました、寄席に行けれませんでした。
最後の打ち上げ位は行けたかもしれませんのに、お呼びいただいたら行きましたのに。
「なぁ~んて、できもしないことを言って」と言われそうですね。
本当にすみませんでした。
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残念でした。 (ふくろう親父)
2011-10-12 20:53:33
せっかくでしたが、お顔が見えず残念でした。

今度12月に室戸のプロジェクトに参加します。

100周年記念の事業は順調のようですね。ご同慶の至りです。
調査事業は独自で始めますよ。
すこしそちらとは視点を変えてやるつもりです。
将来的には、地域の民話集にでもなればいいと思っています。
元気印で頑張ってください。
今日はコメントをありがとう。
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