久しぶりの奈半利地点シリーズです。
ここは魚梁瀬森林鉄道奈半利川線の終着点、六本松貯木場へ向かう軌道跡とトンネルです。トンネルの上部は今も町道が走っており、コンクリート構造物です。
この道路は、日常的に利用されておりますので、トンネルの存在は普段まったく意識しないで車が走っております。
この貯木場、面積ざっと10町歩といいます。10ヘクタールと言ったほうがわかりやすいかな。結構な広さです。
このトンネルを通過しないと、一本の木材も貯木場には入れないのです。
機関車が何十両ものトロッコに木材を満載して通過していたのです。
隣の田野町にも、全国的なレベルとしても大きな貯木場が明治39年に開設されていたのですが、昭和になってこの場所に新たに建設されました。
いかに、中芸地域の森林資源が豊かであったのかがわかります。
ここに貯蔵された木材がコンクリートの桟橋に乗せられ、先端部から海中に投入されてから、機帆船に乗せられて主に関西方面に運ばれていたのです。
かつての安芸郡市の経済的繁栄を支えていたトンネルも今は忘れられています。
かってに入ることができないよう、柵で閉じられているのです。軌道敷き跡も草に覆われています。
今昔物語です。今は誰からも忘れられているのです。
ここは魚梁瀬森林鉄道奈半利川線の終着点、六本松貯木場へ向かう軌道跡とトンネルです。トンネルの上部は今も町道が走っており、コンクリート構造物です。
この道路は、日常的に利用されておりますので、トンネルの存在は普段まったく意識しないで車が走っております。
この貯木場、面積ざっと10町歩といいます。10ヘクタールと言ったほうがわかりやすいかな。結構な広さです。
このトンネルを通過しないと、一本の木材も貯木場には入れないのです。
機関車が何十両ものトロッコに木材を満載して通過していたのです。
隣の田野町にも、全国的なレベルとしても大きな貯木場が明治39年に開設されていたのですが、昭和になってこの場所に新たに建設されました。
いかに、中芸地域の森林資源が豊かであったのかがわかります。
ここに貯蔵された木材がコンクリートの桟橋に乗せられ、先端部から海中に投入されてから、機帆船に乗せられて主に関西方面に運ばれていたのです。
かつての安芸郡市の経済的繁栄を支えていたトンネルも今は忘れられています。
かってに入ることができないよう、柵で閉じられているのです。軌道敷き跡も草に覆われています。
今昔物語です。今は誰からも忘れられているのです。