ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

本意は?

2011-07-10 23:31:45 | Vision East
 今日の高知新聞を読んでいて、ふと目を留めた記事があった。

 「魚梁瀬森鉄保存会ピンチ」

 高知県の補助事業から助成を受けて雇用をしていた職員を、事業が終わることから、再雇用がピンチになっているといった内容なのです。

 かなり以前から予想されていたことだけに、なんの対応もしなかったことが明らかになっただけに、がっかりというか、残念に思います。役員さん方もたくさんいるのにです。

 森林鉄道遺産保存会は、一時的に、さらに臨時で雇用した若い女性一人に依存しすぎている状況を理解していたら、こんなことにはならなかったと思うのです。
 高知県として補助金を出す以上、何かを期待していたのでしょう。それは結果としては成果は上がったのでしょうか。ぜひ聞いてみたいことです。

 任意の民間の組織でも、自主的に活動をしている組織は多い。運営費にも事欠く有様になっているところだって、かなりの数にのぼる。
 補助金など期待しているわけでもないのですが、今やらないといけないことを、身銭を切って頑張っているのです。

 高知県から人件費の助成を受けていたことに対し、意識していたのだろうか。
 高知県から特別扱いを受けていたのです。それなりの価値を評価されていたのです。
 そうした時間を、よりよく過せたのだろうか。事業として成果を上げてきたのだろうか。
 結果については、良くわからない。
 昨年の7月ぐらいからですから丁度1年ほど前から、この組織に若干かかわっただけに、少し残念です。
 役員さん方の努力不足ですね。

 私の身の振り方としては、自身逃げ出すようにして、アノ組織から逃げ出したのです。
 あまりの「いいかげん」ぶりに唖然としたのです。

 「人間は誰にしても、自らのプライドは持っていますからね。」
 そして自らの経験に基ずく結論、「こんな状況では活動出来ない。」
 これに従っただけです。

 そして、お付き合いを止めました。

 今日の高知新聞の記事を読んで、改めてアノ会に人件費を・・・。
 という意見がどれだけ出るか、??。

 高知新聞の井上記者さんも、この件についてどのように思ったんだろう。興味があるね。

 「金があるうちはやるけんど、のうなったらやめる。仕方ないじゃいか。」
 さて、どうするんでしょうかね。

 魚梁瀬森林鉄道遺産は、当然のことですが価値を評価されて日本国が重要文化財として指定しました。価値あるものなのです。



 そして「魚梁瀬森林鉄道開設100周年記念事業」は、新たに雇用されている職員を中心に実施するのです。
 何をするんだろうかね。

 「何でもいいがやないい??」
 なんてことで、ないといいのですが。
 また、補助金なり、公的資金を何処からか引っ張ってくることになるのです。

 事業は手段で目的ではないことを、確認するべきです。

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2 コメント

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そうです。 (ふくろう親父)
2011-07-11 20:46:22
ありがとう。

たけちゃんの本意でしょう。

人生の生き方でしょうか。

今がいいと思っているのです。
我慢をして誰かのために何かをやることに、しんどいと思うようになったのです。

どうせやるなら、納得してやりたいものです。

やせ我慢をしながら、メタボの自分に??。
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Unknown (たけちゃん)
2011-07-11 08:56:58
仕事の為に仕事をしている人と、身銭を切って仕事に取り組んでいる人。

見る人は見ていますから、後者の人には協力しても前者には・・・

お金さえ出せば済みって問題ではないのですが・・早く気が付いて欲しいところです。

辛口コメントでスミマセン。
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