「爺ちゃん。おる??。」咲さんだ。
「あ!こんにちは。かわいい赤ちゃんですね。」
若い女性と幼児の姿に少し驚いているようだ。ここは、お客さんの訪問はめったにないことなのだ。
「おーい。ここ。」
爺やんは、裏でメダカの水槽の水を替えている。20近い水槽の水を替えるにはざっと1時間はかかるのだが、爺やんにとっては楽しい時間なのだ。
咲さんは、爺やんの近くに足早に寄ってから、
「最近忙しゅうなったがやけんど、アルバイトを雇うても、かまんろうか。」咲さんにはハウス苺の栽培を任せてあるのだ。
「今いくつ出せゆうぜよ?」爺やんは咲さんに聞いてみた。「いま200パックです。」
「ほんなら、明日は手伝いに行くき、それからにしょう。朝1番で行くき。」
「誰か、考えちゅう人はおるがかえ?。」「うん。まあ。」そういうなり咲さんは、帰っていった。
爺やンが水槽の世話を中断して、部屋に入ってきた。
「山崎のにいやンが帰ってきたみたいなにゃあ。」
携帯電話をかけている。「にいやんか、お客さんが来ちゅうがやけんど。」
「こっちへ来るかえ、そっちへ行ってもらおうか?」「あ~、わかった。」
「2~3分もしたらここへ来るそうなきね。もうちょっとまっちょってください。」
女性は、少し緊張しているようだ。不安そうでもある。目が泳いでいるのだ。
「あ!こんにちは。かわいい赤ちゃんですね。」
若い女性と幼児の姿に少し驚いているようだ。ここは、お客さんの訪問はめったにないことなのだ。
「おーい。ここ。」
爺やんは、裏でメダカの水槽の水を替えている。20近い水槽の水を替えるにはざっと1時間はかかるのだが、爺やんにとっては楽しい時間なのだ。
咲さんは、爺やんの近くに足早に寄ってから、
「最近忙しゅうなったがやけんど、アルバイトを雇うても、かまんろうか。」咲さんにはハウス苺の栽培を任せてあるのだ。
「今いくつ出せゆうぜよ?」爺やんは咲さんに聞いてみた。「いま200パックです。」
「ほんなら、明日は手伝いに行くき、それからにしょう。朝1番で行くき。」
「誰か、考えちゅう人はおるがかえ?。」「うん。まあ。」そういうなり咲さんは、帰っていった。
爺やンが水槽の世話を中断して、部屋に入ってきた。
「山崎のにいやンが帰ってきたみたいなにゃあ。」
携帯電話をかけている。「にいやんか、お客さんが来ちゅうがやけんど。」
「こっちへ来るかえ、そっちへ行ってもらおうか?」「あ~、わかった。」
「2~3分もしたらここへ来るそうなきね。もうちょっとまっちょってください。」
女性は、少し緊張しているようだ。不安そうでもある。目が泳いでいるのだ。