ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

なはりD 地点。

2010-04-24 23:45:21 | Vision East
 奈半利町は長年にわたって「ふるさと海岸モデル事業」を実施してきました。

 緩傾斜堤や離岸提を設置し、養浜事業を実施してきたのです。砂浜の侵食に起因する害から町を守るために事業を継続してきたのです。

 離岸提では、いままでに何千個というテトラポットを海中に投下してきました。古いものはもう35歳程度の年齢になっているのですが、おかしな事にというか、この離岸提にサンゴが着床し始めたのです。
 必然なのか、偶然なのか、わからないのですが、研究者によると70種以上もの亜熱帯区のサンゴ群生が見られるというのです。



 海岸から遠望してもわかりませんが、グラスボートから覗くか、泳ぎながら見ると「なるほどあるね。」
 面白いほどいろんなサンゴがあります。
 観光資源化することに異論はないのですが、できれば100年ほどは人間を排除して、研究者だけの特別エリアにデモしたほうがいいのではないかと思っています。

 今回観光事業が推進されるようです。
 高知県の東部地域の財産となりうるか、また将来について考える時期が来ているのでしょう。
 「ひいきの引き倒し。」という言葉があります。
 「価値あるものを、将来にも渡って育てて行く」ぐらいの精神的、時間的な余裕が欲しいものです。真に観光資源として成長しているのか理解を超えているのですがね。

 遊びと観光は違う。そう思います。資源の保護の為に遊びにルールが必要です。
 観光産業化には、お金が落ちないといけないのですが、資源をつつき壊しては禍根を残すことになるのですから。

 奈半利の海岸。緩傾斜堤とサンゴの群生があります。ここをなはりD地点とします。
 気の向くままの順番です。

 つぎは高知県東部地域を代表するパワースポットです。
 

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4 コメント

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お早うございます (黄昏爺)
2010-04-25 08:46:45
自然保護と観光。
二律相反する命題ではありますよね!

※私のブログにトラックバックさせて貰いましたが、不都合あれば削除しますのでお申し付け下さい。
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どうぞ。 (ふくろう親父。)
2010-04-25 09:36:47
「立っている者は親でも使え」と申します。

ネットで流しておりますので、使えそうでしたらお使いください。

黄昏爺さん。
いつも覗いていただき感謝です。
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承認感謝です (黄昏爺)
2010-04-26 08:35:07
ふくろう親父さんの更新情報を、私個人が確認するだけのリンクですので、他のメンバーには表示されておりません。あしからず!
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はい。 (ふくろう親父。)
2010-04-26 21:51:04
はい。

悪しからずではありません。
そんなことは期待もしておりませんから、気にもしないでください。

私はただひたすら、出しているだけで、誰の評価が欲しいわけでもなく、何を求めているのでもありませんから、その辺は適当にどうぞ。
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