つわりが終わってからは特に問題もなく元気に過ごしています。疲労がたまるとお腹の奥からつわりの気配が顔をのぞかせているのを感じますが、生活に支障をきたすほどではありません。
いろんな方から聞く話ですが、安定期前が一番苦しいのに、なかなか公表できないのが辛いですね…(公表すれば良いのに気分的にする気にならないということではありますが)。
最近はお腹も目立ってきたので特に言ってない人にも妊娠しているのがわかると言う状況の中、いろんな人から声をかけられるのですが「大丈夫です」としか言えません。
仕事も減らしている訳ではないし、減らしてほしいと思うのは「何かあったらと思うと不安だから」という気持ちの問題だけで体力的には今のところ問題はありません。
私自身、何らかの事情で仕事ができない人にはそれ相応の対応をすべき(減給・降格など)と言う考えから抜けられないので、調子が悪いわけでもないのに仕事を減らして欲しいとは言えません。
なのですが、声を掛けられればかけられるほど、頑張っている自分(通常操業)が頑張りすぎなんじゃないかと言う気持ちになってきて、どんどん気力が落ちて行きます。
人事からは当然のように「もう仕事は減らしている?他の人にスライドできてる?」と聞かれます。「していない」と言うと驚かれるのですが、それは仕方のないことです。
私の仕事は企業間取引の担当です。仕事量は社内平均に比べて多いですし、問題が発生しやすい取引先が多いです。
春に社内人事があるかもしれない中で、ほんの数か月と言う一時的な担当者に引継ぎをするわけにはいきません。引継ぎ自体も時間がかかるものですし、人事異動の内容によっては短期で担当が変わる恐れがあります。
つわりがひどかった時も、なんとか気力で乗り切っていたのですが、某掲示板を見ていて専業主婦の人が「仕事をしているひとは偉い」とか「私にはこの状態で仕事なんて絶対無理」とか書いているのを見ていると、なんだか空しさがこみ上げてきたものです。
初期流産は染色体異常の場合がほとんどで、母体が無理をしたからとか言うのはあまり関係がないようです(※2)が、それでも流産をしたときは自分の生活状況に後悔しそうな気がして、頑張ることが怖くもなりました。
何も言われなければ、比較対象が無ければ、なんとも思わないのですが、あまりにも心配されたりすると自分が間違っているようで不安になります。
まあ、無理をしないに越したことはないのですが。
※1
今日のニュースで育休からの復帰後に負担の少ない仕事に移ったからと言って、減給・降格とするのは違法と報じられました。程度問題だとは思いますが、私としては100%賛成とはいかないところです
※2
その割に病院でもらうチラシとかにも「この時期は流産しやすいから無理をしないように」と書いてあるんですよね。
私が減給・降格について反対しないのは、今の待遇が私にとっては十分良いと感じているからかもしれません。
これでものすごく給料が安かったら、これ以上減らされたら困る!!と思うと思います。