このブログを始めた時、ブログのタイトルは「個人事業主への道」だった。
当時私は前の会社を辞めて半年ほどたったところで、身の振り方が決まって居ない状態だった。
派遣先の会社でうまくやっていけなかった私は、会社員として働くのは辛いことが多すぎると思い、個人事業主の道はないかとうっすら思っていた。
結局、特にやりたいこともなかったので正社員として就職を決めて、入社した年はまだリーマンショック前だったこともあり、時間外労働がつけ放題で、仕事量はものすごく多かったものの、仕事をすればするだけ収入も増えたのでモチベーションはあった。
収入が多かったおかげで、この会社でずっと働こうと言う気持ちが強かった。
彼氏もいないし、作る気もなかったし、結婚願望も無かったから、ずっとこの収入が続くなら定年まで一人で働いて、老後ゆっくりすればいいと思っていた。
ところがリーマンショック、ギリシャショックの後、コスト削減を目指す会社は社員の時間外労働を厳しく監視し始めた。
精神的な圧力もあり、実質的にはサービス残業が増えた。
労働条件も変わり、そもそも基本給自体が下がってしまった。
それでも、そこまで悪い収入ではなかったので、思い切って家を買い、このまま細々と生きて行こうと思った。
ところが!
想定外にも彼氏が出来てしまった…。
そうすると欲が出てきて、もしかしたら結婚したり子供を産むチャンスがあるかも!?と思えてきた。
…となると、心配なのは買ってしまった家のこと。
ローン契約をしている本人が出て行ってしまうとローン控除が受けられない(本人が単身赴任などやむをえない事情で転居した場合は、家族が住んでいれば大丈夫らしいけど)。
今の段階程度の収入があれば、ローンを払い続けることも可能だけど、子供が生まれたら…。
正直、子供が生まれたら自分の就労ランクを落とそうと思っているんだよね。世話をするために仕事を犠牲にしなければならない場合もあるだろうから。
そうすると、基本給が5万くらい減ってしまう。
今より5万給料が減った状態で、自分が住んでいない家のローンを払いつつ子育て出来るのか…。
と、悩んで、再び個人事業主への道を模索しようと思っていたんだけど、ここまで書いて、別に生活は出来るなと思ってしまった。
今まで出来ないと思っていたけど、今削れるものはたくさんあるから。
でも正直、家庭を作るならもっと時間が欲しい。
生活の大半が仕事になってしまっても、家にいられる仕事がしたい。
どうにかならないかな…。
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