※後で加筆・修正の可能性がある記事です
・出産6日目(入院7日目)
朝、血液検査、尿検査、レントゲン検査が実施されました。
腸の中はだいぶきれいになっているということで、昼から流動食が開始されました。
一週間ぶりの待ちに待った食事だったのに、重湯150gが苦しくて食べきれなかったのがショックでした。
重湯の他にミニ野菜ジュースと豆乳紅茶が出ましたが、重湯でお腹がいっぱいになってしまったので、取っておいて後で飲みました。
食事が配膳されたときにスタッフから午後一で退院にむけても診察と指導を受けるように指示されました。
これらは通常退院の前日に受けることになっています。
私の退院日は決まっていないものの、食事を開始できたので退院できる見込みが出てきたと言う事だと解釈しました。
退院診察ではお腹の中に豆粒ほどの血だまりが見えると言われました。
自然に消えるかもしれないし、最悪手術が必要になるかもしれない、ただ、小さいから今のところは経過観察にしようと言う話になりました。
手術になるかもしれないというのが引っかかりましたが、医師の顔はそれほど深刻そうではありませんでした。
この日は夕方に義両親と会社の上司が病院を訪れました。
午後は退院指導、シャワー、上司面会、義両親面会と久々に長時間体を起こしていたため、とても辛かったのを覚えています。
来る人来る人にお腹が膨らんでいることを驚かれました。
産後はすぐにお腹がへこむわけではないと聞いていたので、お腹が膨らんでいるのは普通のことと思っていましたが、私のお腹のふくらみは異常なようでした。
面会中にスタッフが血圧を測りに来ました。
降圧剤の点滴をしているにもかかわらず160もありましたが、面会しているせいだろうと考えていました。
最後の面会を終え、夕方部屋に戻ると酷い寒気を感じました。
私は4人部屋に入室していましたが私のベッドは冷房のすぐ脇にあり常々寒いと思っていました。
しかしこの日の寒気は強烈で、スタッフに設定温度を上げることはできるか聞きました。
エアコンの設定温度を上げてもらいましたが、寒気がおさまることはありません。
夜になり、日課の検温をしたら発熱していました。
寒気がしたのはエアコンのせいではなかったのです。
疲れすぎて熱が出たのかなと思いました。
毛布を持ってきてもらって体をあたためてもらいました。
そのおかげか、翌朝には熱が下がっていました。
・出産7日目(入院8日目)
「検査の結果次第では明日退院できるかもしれない」と言われました。
私はまだお腹が重く、体内に痛みを感じていたので、家に帰って生活ができるのかどうか、ただただ不安を感じていました。
ベッドから立ち上がる時に力を入れると、お腹が熱くなります。
これは正常なんだろうか。帝王切開になった人はみんなこうなのだろうかと言う疑問が頭の中に湧き始めました。
私より後に帝王切開の手術を受けた同室の人は、もっと元気なように見えました。
この日新生児室に行くと、昨日退院指導を受けたせいか子どものコット(キャスター付きミニベッド)に「退院おめでとう」のカードが刺さっていました。
もちろん、私は退院できるわけではありません。
このこともそうですが病院のスタッフの仕事は機械的で、配慮がないなと感じることが多かったです。
特に私は通常の産婦のようにスケジュール通りに事が運ばなかったので、入院中のルールや院内サービスなど、説明されていないことが多々ありました。
スタッフも忙しいから仕方がないのですけどね…。