今年、営業職として入社した新卒社員(女性)がどうにも困ったさんのようなのです。
私は管理部門にいて、営業部門とは関係ないのだけど、若干巻き込まれ気味。
というのも、その新入社員の上司と言うのが、私がかつてお世話になっていた人で、その新入社員が仕事も終わっていないのに帰ってしまうとか、いつまでもお客様気分だとか、入社するまでに取っておくと約束していた資格を取っていなかったとか、ちょこちょこ愚痴を聞いていたから。
その上、現在の私の同僚(と言ってもかなり年上。私と同じ管理部門)がその新入社員の事を妙に気にしていて、そちら経由で新人が口にする愚痴を聞いているという…。
ここまで全て、登場人物は女性です。
そんな折、営業部門の上司が病気で入院することになった。
その上司の仕事をほかの人に分散させなければいけないのだけど、みんなイッパイイッパイなため、新人にも当然ある程度の負荷をかけることになる。
ただでさえキャパシティオーバーな上に新たな仕事を任せられた新人に、入院する上司が「あなたが頑張らないとほかの人に負荷がかかるから、ちゃんとやってね」的な事を言ったらしい。
それで更に心がギブアップした新人は上司の入院初日に昼から泣きっぱなし。ロッカールームから出てこない。
それを知らなかった私は用事があってロッカールームに入り、泣いている新人を発見。
こういうのは苦手だけど、見てしまったものは仕方がないので一応「何かあったの?」と聞いてみると、「owned_ownerさん、今、時間ありますか?」と言われた。
もうこの時点で私は 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 って感じ…。業務時間中に明らかに仕事じゃないことで「時間ありますか?」って…。
「来客があるから戻らなきゃいけないんだけど、どうしたの?」と言うと「誰でもいいから話を聞いて欲しいんです」と。
私は再び 工エエェェ(´д`)ェェエエ工 となる。
完全に公私の区別がつけられていないというか、私は私生活でもそんなに甘える方じゃないので、仕事の現場で「相談」ならまだしも「とにかくアタシのハナシをキイテ!」という状況が理解できず、ロッカールームから逃亡。何かとその子の事を気にしていた管理部門の同僚にバトンタッチした。
さんざん話を聞いたその同僚は「営業部門の上司が新人にひどいことを言ったらしい。あんたのせいでほかの人の仕事が増えるからちゃんとしろって!!」とプンプンして出てきた。
ここで問題なのは、営業部門の上司と管理部門の同僚は長年お互いを良く思っていないということ。表だって喧嘩はしないし、仕事でやりとりがあればお互いちゃんとするけど、まあ性格が合わないという感じ。
それでも大人だから波風立てずにやってきているというのに、今年4月に入ったばかりの新人が掻き回しておる…。
ていうか上司に言われたことを他部署の人間に悪い感じで言うなよ…。いじめてる訳じゃないんだからさ。
そして新人の言うことをいい年した大人が全部真に受けるなよ…。
泣いてる人を慰めるより、しかる方が大変だよ。慰めるなんて話を聞いてあげて「そうだね」って言うだけで印象を良くすることができるけど、叱るっていうのは自分の心が痛む上に嫌われるリスクがあるんだよ…。
大人なんだから分かってよ。新人の同僚も。と思う。
心から営業部門の上司に同情した。
そして昔、ハウス名作劇場が「サウンドオブミュージック」をリメイクしたアニメ(「トラップ一家物語」)の中で、トラップ家のお父さんに言い寄る女が家庭教師のマリアに向かって「あなたが叱る係、私は慰める係(うろ覚え)」と言ったのを思い出した。
私はどう立ち回るのがベストなのか…。放置しておいた方がいいのか…。
そういえばあの部署、女性が多いけど「可哀そうね」ばかりで教えようとする人がいないな…。
とりあえず私が昔作った新人向け資料を渡して見た(自分の下に新人がついたとき用に少しずつ用意していたもの。結局新人はつかなかったので使用していない)。
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